THE MAN WHO KNEW TOO LITTLE
監督:ジョン・アミエル    
音楽:クリス・ヤング    
出演:ビル・マーレイ、ピーター・ギャラガー、ジョアンヌ・ウォーリー、アルフレッド・モリナ、リチャード・ウィルソン、ジョン・スタンディング
1998年 アメリカ映画


とぼけた演技をさせたら天下一品のビル・マーレイが主演のスパイ・コメディ。
一応、ヒチコックの「知りすぎていた男」のパロディのようなタイトルになっていますが、
本家とはそんなに共通点は無かったような気がします。
ストーリーは、アメリカから弟の招きでイギリスにやってきたビデオ店員の男が、
弟から自分が主人公になる体験型ゲームのチケットをもらってこれに参加しますが、
たまたま本物の殺し屋から受け取った指令をゲームだと思いこんでしまったことから、
イギリスとロシアのスパイが絡む陰謀に巻き込まれていく・・・・というお話。
どんどん巨大な陰謀に巻き込まれていくのに、
当の本人がそのことに全く気付いていないという設定が大笑い。
これはビル・マーレイでなければ面白くない、彼ならではの作品だと思います。
監督は、「ザ・コア」以来、劇場作品でお目にかかれないジョン・アミエル。
ジョアンヌ・ウォーリーは、この頃はもうヴァル・キルマーとは離婚してたんだっけ。


音楽は、クリストファー・ヤング。
全編に渡ってコテコテのジャズ・スコアなので、意外に思われる方もおられるかも知れませんが、
この人のジャズ・スコアって実は良い作品が多い。
本作品は、オケの指揮をピート・アンソニーという人が担当しているようですが、
ヤング自身もともとジャズの素養があるんじゃないかなと勝手に想像してます。
60年代のヘンリー・マンシーニやクインシー・ジョーンズを思わせるようなゴージャスなジャズ・スコアです。
オシャレなスパイものにもそのまま使えそうな贅沢なスコアです。
おっさんの好きなハモンド・オルガンも入ってて、ジミー・スミスみたいでポイント高し。
全体的にノリの良い軽快なスコアです。
サントラには未収録ですが、エンディングだったかなあ、
ナンシー・シナトラの"the last of the secret agents"も流れて、
スパイものっぽさは完璧です 笑。

 




 

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