薔薇のスタビスキー

STAVISKY...
監督：アラン・レネ
音楽：スティーヴン・ソンドハイム
出演：ジャン＝ポール・ベルモンド、シャルル・ボワイエ、アニー・デュプレー、フランソワ・ペリエ、ミシェル・ロンズデール、クロード・リッシュ、ロベルト・ビサッコ、ジジ・バーリスタ、ジェラール・ドパルデュー
１９７３年　フランス映画

今夜はジャン＝ポール・ベルモンド主演のフランス映画をご紹介。
この作品、名前は知っているのですが、未だに観たことがありません。
フランスでは有名な政財界スキャンダル「スタビスキー事件」を扱った作品のようですが、
スタビスキー事件自体を不勉強なおっさんは知りません(^-^;
ストーリーは、実業家のスタビスキーが詐欺まがいのビジネスで巨額の富を築き、
政財界の大物と親交を持つようになり、贅を尽くした優雅な生活を送りますが、
遂に裏のビジネスが当局に目に止まり・・・・というお話のようです。
スタビスキー事件を勉強してからでないと、観てもあんまり面白くないかもしれないなあ。
ちなみに、サントラのブックレットの写真を観るかぎりでは、

衣装もかなり豪華絢爛になっています。

映像もキレイなんでしょうね～。

音楽は、スティーヴン・ソンドハイム。
この人、もともとアメリカのミュージカルの作詞・作曲で知られる人で、
映画でも「レッズ」や「ディック・トレイシー」などで歌モノを作曲しています。
ミュージカル出身だけあって、ジャズのフレーバーもあるメロのしっかりした優雅なスコアで、
雰囲気重視のアンダースコアは１曲も無く、アルバム単独でも十分楽しめる内容になっています。
流れるようなストリングスをバックにバイオリンやフルートなどをフィーチャーした曲が多く、

とても心地よいアルバムに仕上がっています。
歌モノが１曲入っていますが、歌っているのはアニー・デュプレーかなあ。
スコアのオーケストレーションをジョナサン・チューニックが担当しています。
（この人がスコアを担当した「アパッチ砦ブロンクス」、サントラ出ないかなあ。）
サントラは、公開当時にLPが発売されたほか、昨年Quartetレーベルから１３曲のボーナストラックを収録した

500枚限定のCDが発売されました。
古き良き時代の音楽というイメージのあるアルバムで、部屋で流しっ放しにしていてもいいようなサウンドです。
500枚限定なのが残念です。

ランキング参加中ですみなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります（＾ｏ＾）

よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪

　　↓

にほんブログ村