PROBABILITA ZERO
監督:マウリツィオ・ルチディ    
音楽:カルロ・ルスティケリ
出演:ヘンリー・シルヴァ、ピーター・マイテル、ルイジ・カセラート、カティア・クリスチーヌ
1968年 イタリア映画

今日は、久々のマカロニ・コンバットをご紹介。
マカロニ・コンバット版「ナバロンの要塞」と呼ばれる作品で、
話の流れがほぼパクリです。
しかも、普段は悪役のヘンリー・シルヴァを主役に持ってきてます。
脚本は何とあのダリオ・アルジェントが担当していますが、
まだ若干20代だったようで、お手本が無いと書けなかったのかなあ 笑。
ストーリーは、最新のレーダー機器を搭載した英軍機がドイツ占領下のノルウェーに墜落し、

ドイツ軍はこの機体を研究所に持ち込みます。
連合軍は、レーダー技術がドイツに漏れては大変とばかりコマンド部隊を編成し(出た)、

研究所ごと爆破することを計画しますが、
その研究所は巨大な岩盤をくり抜いて作った天然の要塞のような建物だった・・・・というお話。
コマンド部隊が漁船を装って敵地に侵入するところなんかも本家からそのまんま頂いてます。
「壮絶!潜行決死隊」というタイトルでTVでも放映されたようですが、

おっさんは本作品をレンタルビデオでしか観たことがなく、実際にお茶の間で観た記憶はありません。

どんな声優さんたちが吹き替えを担当したのか気になるところです。

音楽は、カルロ・ルスティケリ。
この人はどちらかというと湿っぽいスコアの人というイメージがあるのですが、
本作もそのイメージ通りのスコアで、60年代の戦争映画なのに「燃え」ません。
テーマのモチーフはしっかりしているのですが、
なんか昭和の日本映画にも出てきそうなメロです。
まあ、戦争秘話なので、悲壮感をたたえたスコアが多いのは仕方ないかも知れません。
スコアの中に1曲だけマーチがありますが、口笛をフィーチャーしていながらちょっと辛気臭いゆったりめのマーチで、
マーチならではの爽快感はありません。
それから、おっさんの嫌いなアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ作品風のオルガンが出てくるのもちょっとマイナス。
サントラは、伊CinevoxレーベルからLPが出ていましたが、2011年にスペインのSaimelレーベルからボーナストラック入りのCDが限定発売されました。
CDは現在ではプレミアがついているようですが、ご安心ください。
何とi-Tunesで本作のサントラをダウンロードすることができます。
全然いいこと書かずに紹介しておいて何ですが(笑)、興味のある方は是非どうぞ。
 

 

 

 

 

 

 

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