STAR WARS: THE LAST JEDI
監督:ライアン・ジョンソン    
音楽:ジョン・ウィリアムズ    
出演:マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライヴァー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンディ・サーキス、ルピタ・ニョンゴ、ドーナル・グリーソン、アンソニー・ダニエルズ、グウェンドリン・クリスティー、ケリー・マリー・トラン、ローラ・ダーン、ヨーナス・スオタモ、ジミー・ヴィー、ベニチオ・デル・トロ
2017年 アメリカ映画


「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に続くシリーズ第8作。
「スター・ウォーズ」(1977)から40年経ってるんだよなあとしみじみ。
気が付けば、劇場の少ないうちの地元で、1作目以外はすべて劇場で観賞してるなあ(1作目のときはまだ小学生だったので)。
新シリーズのメイン・キャストに加え、今回はマーク・ハミルが大活躍。
ストーリーは、レジスタンスがファーストオーダーの猛攻を受け敗走を続ける一方で、
レイは前作からの続きで遂に伝説のルークを見つけ出し、共に戦うよう説得を試みますが、ルークは過去の失敗から全くやる気なし。ジェダイの教えを請うレンにも、「帰れ」とばかり冷たくあたります。一方フィンは、敵旗艦の主砲を無効にする方法を思いつき、たまたま艦内で出会った女性整備士とファーストオーダーのシステムに入り込める人物を探しに出かける・・・・みたいな流れ。
シリーズ史上最も長尺な上映時間のため、かったるいとか冗長とかいう人がいますが、
長さは全然気にならなかったなあ。
むしろ、「ここで終わりじゃないよね。」と何度か心配したものの、丁度いいところで終わったので、おっさんは満足。
いろんなところをツッコミたくなる人もいるようですが、パチモンで鍛えているおっさんには、とても良くできた一級の作品に思えました。
特に、本編最後の惑星での戦闘シーンは、おっさんがシリーズで一番好きな「帝国の逆襲」の氷の惑星での戦闘シーンを思い起こさせる演出に感動。
また、ディズニー映画にしては、普通に首チョンパや胴チョンパがあったりで、
変にソフトになってないところが評価アップ。

 

 


音楽は、シリーズ全てを手掛けるジョン・ウィリアムズ。
前作で演奏がロンドン交響楽団ではなくなってからは、
冒頭の「ジャーン!!」にドスが効いていないのが気になっていましたが、
今回は録音技術でカバーしたのか、劇場ではさほど気になりませんでした。
しかし、ディスクで聴くとやっぱり迫力不足。
で、過去のシリーズのすべての「ジャーン!!」と比較してみたところ、
何が足りないかというと、ティンパニ等の打楽器のアタックが奥に引っ込んでるということに気づきました。
確かに今の方がイントロにシャープなキレはありますが、ズシンと来る重みは無いなあという感じ。
おっさんがアマドラマーということもあるんでしょうが、拍の頭の打楽器って重要だなあと再認識。
かなり脱線しましたが、スコア全体としては、今回もボリュームたっぷりのフルオケスコアで大満足。

全体的に、激しく鳴るスコアが多い印象を受けました。

「エピソード1~3」では、苦手なモチーフがありましたが、新シリーズではそんなこともありません。
むしろ、本作では往年のルークやレイア、そしてヨーダのモチーフ、さらには懐かしのバトルシーンのスコアも復活して大満足。
フィナーレのエンディングは、途中絶妙なタイミングでレイアのモチーフが出てきます。(これは本編を観てのお楽しみ。)
そしてこのフィナーレ、珍しく静かに終わります。
全20曲78分収録、今回も素晴らしい内容です。






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