TURKEY SHOOT
監督:ブライアン・トレンチャード=スミス    
音楽:ブライアン・メイ    
出演:スティーヴ・レイルズバック、オリヴィア・ハッセー、カーメン・ダンカン、    ノエル・フェリアー、マイケル・クレイグ、ロジャー・ウォード
1981年 オーストラリア映画






平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。





今夜は80年代オーストラリア産のバイオレンス・アクションをご紹介。
「マッド・マックス」シリーズの大ヒットで注目されるようになったオーストラリア製の近未来バイオレンス・アクションですが、この作品もその流れの一つといえます。
ストーリーは、独裁者が支配する近未来の世界を舞台に、再教育センターに収容された反体制派の男女が、センター内で横行する「Turkey Shoot」と呼ばれる殺人ゲームからの生き残りをかけて逃走を開始する・・・というお話。
なんか、どことなく「バトルランナー」みたいだなあ。
主演は、メジャーな主演作品は「スペース・バンパイア」ぐらいしか思い浮かばないスティーヴ・レイルズバック。何故か、オリヴィア・ハッセーが共演しています。
監督は、これまたB級、C級作品しか縁のないブライアン・トレンチャード=スミス。
おっと、この人の監督作品で有名なのが1本あった、ジミー・ウォングさん主演の「スカイ・ハイ」笑。
「マッド・マックス2」より後の作品ですが、本邦劇場未公開も納得の出来栄えです。

興行収入も芳しくなかったようです。

劇中、男女兼用のシャワールームが出てきて、みんな裸になってシャワーを浴びるシーンがありますが、「スターシップ・トゥルーパーズ」の15年先を行っていたことになります笑。


 

 


音楽は、オーストラリアのブライアン・メイ。
英国のロックバンド”Queen”のギタリストとは別人です。
「マッド・マックス」でも聴かれたティンパニがここでも大活躍します。
メイン・タイトルからティンパニの連打でぶちかまします。
劇伴の方は、「マッド・マックス」を彷彿とさせるものもあれば、
チープなアナログシンセが、ダサカッコいいシンセチューンもあります。
ダフトパンクが使いそうな音色もあって、今聴くと逆に新鮮に聴こえる部分もあります。
しかし、これだけ露骨に「ビヤ~ン」とか「プピピピピ・・」というアナログ音を使うと、
余計に本編のチープさが増すようが気もするのですが・・・。
テーマモチーフがなんとなく「ランボー」を思わせるところがあって笑えます。
サントラは、公開時に本国でLPが発売され、
2014年になってCDが発売されていますが、現在ではCDは入手困難かも知れません。

(と思ったら、Amazonで1点在庫があった。)

その代りと言っては何ですが、i-Tunesなどでダウンロード版が販売されています。
なお、LP1曲目の冒頭に「おっさんが叫んで皆も歓声を上げる」というダイアローグが入るのですが、どう聞いてもおっさんが「ガンバロー!!」と言っているように聞こえます。
 




・・・と、ここまでが過去記事。

その後、2021年になって米Dragon's Domainレーベルから、全14曲47分収録のCDが500枚限定で発売されました。

同内容のダウンロード版もあります。


 





 

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