ROBOT WARS
監督:アルバート・バンド    
音楽:デヴィッド・アーケンストーン    
出演:ドン・マイケル・ポール、バーバラ・クランプトン、ジェームズ・ステイリー、リサ・リナ、ダニー・カメコナ、ユージ・オクモト
1994年 アメリカ映画


本日は「久しぶりの更新なのにこれかい!」とお叱りを受けそうなC級ロボットSFをご紹介。
まあ、うちのブログは今話題の作品にはあまり関心が無いのでお許しください 笑。
90年代に「ロボ・ジョックス」をはじめ実写ロボットSFを3本も製作したチャールズ・バンドですが、今日ご紹介するのはその中でもお父ちゃんを監督に持ってきた1本。
低予算=「安い」、量産=「多い」という学生食堂のようなポリシーで数々の
B級、C級SFを量産してきたエンパイア・ピクチャーズの遺志を受け継いだ
フルムーン・ピクチャーズの作品です。
ストーリーは、観光用に活用していた武装ロボットを悪の将軍が観光客ごとジャックしてしまいます。
このピンチを救うため、主人公のパイロットは地下倉庫に眠っていた人型ロボットを引っ張り出して将軍に戦いを挑む・・・・というお話。
「パシフィック・リム」に先立つこと20年以上も前に、
無謀にも実写ロボット映画を作ってしまったチャールズ・バンドに脱帽です。
尻尾からビームを飛ばすサソリ型ロボットなど、なんとなく愛嬌があって手作り感満載の造形が微笑ましい。
SFXを担当したのは名匠デヴィド・アレン。
CGの無い時代から特撮で活躍していた人で、太陽光の下でのストップモーション・アニメ撮影が効果を上げていて、一応大きく見えます。


音楽は、デヴィッド・アーケンストーン。
シカゴ生まれのニューエイジミュージック系のミュージシャンで、
サントラの仕事よりもオリジナル・アルバムの方が多い人です。
本作もスコアの基本はシンセのみ。
たまにフュージョンっぽいバンドサウンドが出てきますが、ほとんど1人で録音したのではないでしょうか。
(パーカッション、サックス、フルートは他人が演奏しているようです。)
オープニングから、安いヒロイズムがさく裂する定番なシンセトラックが飛び出します。
C級SFはこうでなくっちゃといわんばかりのテーマに、おっさんは頬が緩みっぱなしです。
劇伴もいかにも安いSFに付けられるような独特の空気感を持ったトラックが並んでおり、期待を裏切りません。
この人、オリジナルアルバムではファンタジックな曲が多いのに、なんでこのサントラになると、エンパイアピクチャーズ直系のカスな(失礼)スコアを書くんでしょう。
まあこの方が映像にはマッチしているのでいいのですが・・・。
デヴィッド・アレンの職人芸ぐらいしか見どころの無い映画に、
壮大なシンセ叙事詩みたいな曲が付いていても違和感あるしなあ。
サントラはCDが発売されていますが、なぜかジャケはデヴィッド・アーケンストーンの横顔。
そのため、このCDをパッと手に取ってもこれが「ロボット・ウォーズ」のサントラであることにはなかなか気づいてもらえないことでしょう。

 

 

 

 

 

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