POLIZIOTTO, SOLITUDINE E RABBIA
監督:ステルヴィオ・マッシ    
音楽:ステルヴィオ・チプリアーニ    
出演:マウリツィオ・メルリ、ユッタ・スペイデル、ルネ・コルデホフ、アルトゥール・ブラウス、フランシスコ・ラバル
1980年 イタリア映画

 


今夜は平日ですが、過去の記事に誤りを見つけたので・・・・・。
久々のマカロニ・ポリス・アクション。

以前「POLOZIOTTO SENZA PAURA」という本邦未公開作品を、この作品と勘違いして紹介してました。
僕が勘違いした作品は、米公開タイトルが「Magnum Cop」というので、これが「アウトロー・コップ」だと勘違いしたのでした。
やっぱり観たこともない作品を紹介するときは気をつけねば・・・と反省。
で、こちらが正真正銘の「アウトロー・コップ」です。
日本では同名タイトルでビデオも発売されていました。
本作も未見なので、ストーリーについては自信がありません。
いろいろ調べてみると、どうやら警察官なのに民間のシークレット・サービスの仕事の依頼を請け負った刑事が、
ベニスで護衛任務に失敗して対象は暗殺されてしまい、暗殺に関わった一味を倒すためベルリンで潜入捜査を開始する・・・みたいなお話のようです。
これだけでもかなり無理のあるシナリオであることが分かります。
あんたイタリアのお巡りさんのはずなのに、民間のシークレット・サービスの仕事したり、ドイツで勝手に潜入捜査したりできるんかいな、という感じですが、
パチモンだから何でもありです。
寛大な心でもって許してあげましょう。
「フェラーリの鷹」でお馴染みの監督・主演コンビなので、カーチェイスシーンは期待できそうです。
 

 


音楽は、ステルヴィオ・チプリアーニ。
ポリス・アクションですが、テーマ曲からやけにメロウなドラマ・スコアが登場して
ちょっと拍子抜けします。
おっさんはコテコテのレアグルーヴィーなジャズ・ファンク・スコアを期待したのですが、
正反対のスコアが飛び出して、ちょっとびっくり。
この曲調は全編に渡って変わることはなく、サスペンスフルなスコアも派手さはありません。
メロウなテーマモチーフに"Douglas Meakin"という男性シンガーの歌をかぶせたトラックもありますが、
基本的に美メロなのでいい曲に仕上がってしまっています。
チプリアーニ先生、メロドラマ用に作ったボツスコアをそのまま使ったんじゃないかと思わせるほど甘々な曲の数々に戸惑います。
サントラは、公開当時は発売されなかったようで、2012年になって伊Digitmoviesレーベルから限定盤でCDが発売されました。
全18曲入りで45分のボリュームです。
それにしても、美メロだなあ。
モリコーネ先生と間違えそうな瞬間もあります。
言い方を変えれば、映画を知らなくてもCDだけでも楽しめます。

 

 

 

 

 

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