INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE
監督:ローランド・エメリッヒ    
音楽:トーマス・ワンダー、ハラルド・クローサー
出演:リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、マイカ・モンロー、トラヴィス・トープ、ウィリアム・フィクトナー、シャルロット・ゲンズブール、ジャド・ハーシュ、ジェシー・アッシャー、ブレント・スピナー    
2016年 アメリカ映画

 

 

大ヒットSFの20年振りの続編。
20年空いて続編やリメイクが製作されることはあるけど、本家が製作することは珍しいのでは?
もともと続編を作るつもりじゃなかったんじゃないかなあ。
エメリッヒ監督、何かインスピレーションでも沸いたのでしょうか。
前作は、巨大すぎる宇宙船が地球を襲う、宇宙船の攻撃でビルの谷間で車と人が次々とぶっ飛ぶ、
といった当時としては驚きのビジュアルと、
宇宙人の圧倒的なテクノロジーに手も足も出ない地球人がいかにして勝利を収めるかといったドラマ部分がうまく融合した傑作でした。
しかし、今回は派手なCGと巨大な宇宙船は前作を軽く凌駕する出来栄えで凄いんですが、
前作から20年経ってるので、今では似たようなビジュアルの作品に慣れてしまって、
今回はそんなに驚かなかったなあ。
さらに今回はドラマ部分が薄すぎてちょっと残念。
前作から引き続いて登場のキャストは嬉しかったけど、
20年の間に宇宙人のテクノロジーを使って人類の兵器も一新されてて、あんまり絶望感も無い。
ストーリーは、単純明快、前作で敗北を期したエイリアンがもっと大きな宇宙船で再来する・・・・・というそんだけのお話。
予算を贅沢につぎ込んだB級映画という趣です。
エンディングは続編を期待させますが、次はいよいよ宇宙戦争化するのでしょうか。

 

 

 

音楽は、トーマス・ワンダーとハラルド・クローサー。
薄味になった金太郎飴のような本編に比べて、今回はスコアが良かった。
いい意味でオールドスタイルなオケスコアに、おっさんは「燃え」ました。
ジャジャジャジャのRC臭が無いことがまず耳に心地いい。
ミリタリー系のヒロイックなスコアをはじめ、壮大かつスリリングな展開に大満足です。
バトルシーンのスコアは、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」あたりを彷彿とさせました。
久しぶりにこういうスコア聴いたなあ。
マイケル・ジアッキーノのSFスコアに比べるとスケール感は低いですが、弾けた感じがあっていいなあ。
しかし、ハロルド・クローサーって、モチーフもよく分からない雰囲気重視の無味乾燥なスコアが多かったんですが、
今回はすっかり化けたみたいです。
ちょっとクサいフレーズもありますが、気にしない、気にしない。

エンド・クレジットでは、前作でデヴィッド・アーノルドが書いたエンド・クレジットの冒頭部分が登場。
このスコアは拾いものでした。
(サントラには、アルバム最後に2曲歌モノが収録されていますが、こっちはあまり特徴の無い曲でおっさん的にはスルー。)

 

 

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