THE TEN COMMANDMENTS
監督:セシル・B・デミル    
音楽:エルマー・バーンスタイン    
出演:チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー、アン・バクスター、エドワード・G・ロビンソン、イヴォンヌ・デ・カーロ、デブラ・パジェット、ジョン・デレク、ニナ・フォック、ヴィンセント・プライス、セドリック・ハードウィック、ジョン・キャラダイン    
1956年 アメリカ映画

 



平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。




映画史に燦然と輝く不朽の名作(うちのブログにはあまり出てこない文章)。
うちは「秘宝館」なので、真っ当な作品はあまり紹介しないのですが、
この度、本作のサントラ6枚組ボックスが発売されたので、これを機会にアップします。
ストーリーは・・・・もうみなさんご存知だと思うので割愛させていただきますが、簡単に言うと旧約聖書の世界を映画化した作品です。
かなり長尺な作品で、上映時間は4時間近いという大作です。
ちなみにおっさんは映画ファンを自称するわりに、実はこの映画をまともに観たことがありません。
いかにネジれた映画鑑賞歴であるかお分かりいただけると思います。
この映画はテレビでも観る機会に恵まれず、レンタルビデオの時代になっても長すぎるので観る気にならず今日まで来てしまいました。
特撮も当時としては最先端のものを使っていたんだと思いますが、CG全盛の時代になって初めて観て、
大名作にガッカリな印象を持ちたくないし、いまだに観ることが出来ずにいます。

リバイバル上映でもあれば劇場に観に行くのですが・・・。

 

 

 


音楽は、巨匠エルマー・バーンスタイン。
この映画、最初はヴィクター・ヤング(うちのブログにほとんど名前が登場しない人 笑)に依頼されたそうですが、病気のため、まだ若手だったエルマー・バーンスタインにお鉢が回ってきたという逸話があるそうです。
若きバーンスタインのスコアは荘厳で、ほとんどクラシックのような格調高さを持っています。

キレキレのファンファーレが「燃える」劇伴もあったりで、今になって目から鱗状態です。
実は、この映画については、これまでサントラも持っていませんでした。
LPの時代には2枚組が入手可能だったのですが、中高生のお小遣いで2枚組のサントラはちょっとハードルが高く、
ロックやフュージョンも聴きたい年頃だったので、ついつい後回しになってしまい、買いそびれてしまいました。
この作品に関しては、全く音源を持っていない状態だったので、今回、6枚組ボックスが米Intradaから発売されたと知り、迷わず購入しました。

しかし、同じスコアをオリジナルや再録や再々録で聴かせる6枚組は、さすがに満腹になります。
今回の目玉は、オリジナルのステレオ音源3枚組。

さすがに音はそんなに良くありませんが、
今から60年も前の録音をよくぞここまでという風にみるべきでしょう。
ボックスには、この他に1957年に出たモノラル盤、1960年に出たステレオ再録盤、1966年に出た再々録盤が入っています。
音としては、1960年盤が一番クリアかなあ。
僕は初めてラジオで本作のサントラを聴いたのが、1966年盤のOvertureだったので、この早いテンポとオケの迫力に慣れてしまっていて、
オリジナルの同名曲を聴いても、なんか物足りなく迫力不足な音に聴こえてしまいます。
聴く順番が逆だったなあと後悔してます。
曲によっては同じものが4回かぶる6枚組、全部聴くにはかなりの体力が要りそうですが(笑)、大名盤には違いありません。












 

 



 

 

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