NED KELLY
監督:トニー・リチャードソン
音楽:シェル・シルヴァースタイン
出演:ミック・ジャガー、クラリッサ・ケイ、マーク・マクナマス、ジャンヌ・ウェズリー、アレン・ビックフ

ォード、ジョフ・ギルモア、マリアンヌ・フェイスフル
1970年 イギリス映画

これ、西部劇とカテゴライズしていいのか迷ってしまう作品。
英国のトニー・リチャードソン監督が、オーストラリアのジェシー・ジェームズと言われた実在の人物ネッド・

ケリーにスポットを当てて撮った作品。
ビデオ・タイトルは「ミック・ジャガー/ネッド・ケリー」となってます。
ストーリーは、犯罪者の息子として生まれた若者が無実の罪で投獄されたことを契機に、
次々と犯罪に手を染めながら無法者の道を突き進み、遂には25歳で絞首刑になる・・・・というお話。
結構荒々しいカメラワークが印象的な作品で、アメリカン・ニューシネマを意識してるのかな?
ミック・ジャガーの演技はお世辞にも上手いとは思えませんが、真面目に熱演していて、
ハンドメイドの鎧を身に着け(アイアンマンの先駆けか?(笑))
警官に立ち向かっていく姿が印象的で、ポスターやサントラのジャケになってます。



音楽は、シェル・シルバースタイン。
映画音楽の作曲家というより、ソングライターといった方が正確かも。
「ハリウッドに口づけ」(1990年)のカーリー・サイモンが歌う曲の作詞作曲を手掛けてますが、
スコアはほとんど手掛けたことが無いのでは?
本作も、サントラはこの人が書いた歌モノばかりが収録されています。
ウェイロン・ジェニングスが6曲、クリス・クリストファーソンが3曲、ミック・ジャガーとトム・ジェントが

それぞれ1曲歌っています。
ミック・ジャガーの歌はかなりおとなしめに歌っていて、本人だと分かりにくい。
歌モノのスタイルは、カントリー調+イギリスの牧歌調という不思議な感覚。
カントリー調のエレキが出てきたり、バンジョーやブルージーなハーモニカが出てきたり、
正に西部劇のサントラという感じです。
「ロング・ライダーズ」のサントラあたりに、ちょっぴりですが雰囲気が似ています。
また、古い映画らしく、所々にダイアローグが入ってます。
今じゃ、ブルーレイで手軽に映画本編がまるごと所有できるから、サントラのダイアローグって不要ですよね。



ランキング参加中です
みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)
よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪

  ↓
にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村

Ned Kelly/Shel Silverstein

¥2,259
Amazon.co.jp

NED KELLY/出演者不明

¥価格不明
Amazon.co.jp

NED KELLY/出演者不明

¥価格不明
Amazon.co.jp

ネッド・ケリー [VHS]/ミック・ジャガー

¥16,200
Amazon.co.jp