FALLING IN LOVE
監督:ウール・グロスバード
音楽:デイヴ・グルーシン
出演:ロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリープ、ハーヴェイ・カイテル、ダイアン・ウィースト、ジェーン・カツマレク、ジョージ・マーティン
1984年 アメリカ映画


やっと「まとも」な作品をご紹介しますが、うちのブログではイレギュラーな1本。
パチモン、ホラー、アクション、ウェスタン、SFが大半を占める当ブログにおいて
ひときわ異彩を放つ大人のロマンス。
デヴィッド・リーン監督作品「逢いびき」のリメイクだそうですが、オリジナルを観たことがないので
比較ができません。不勉強ですみません。
有名な作品なのでストーリーも割愛したいところですが、簡単に言うと「不倫」の映画です。
とはいえ、丁寧に作り込まれた作品なので大人の純愛映画と評されることもあります。
ご都合主義と評されることもある予定調和的な展開も、
万人受けしやすいから感情移入もしやすいというところではないでしょうか。
珍しく普通のおっさんを演じるロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの演技も素晴らしい。
いい映画には違いない。
しかし・・・・公開時のキャッチコピーがこれ。
「男は走り、女はためらう マンハッタン発、愛の終列車―」
およそ、うちのブログには不釣り合いな文章。
文字打っててこっちが恥ずかしくなっちゃった。
こういうロマンス系の映画って、やっぱり紹介するの苦手だなあ。


音楽は、デイヴ・グルーシン。
有名なMountain Danceがオープニングに流れる作品ですが、
この曲は本作のための描き下ろしではありません。
確か1980年頃の既成曲だったと思ったけど。
本作のために書き下ろされたメイン・タイトルは別にあったのですが、
本編では使用されず、Mountain Danceが使われちゃったようです。
でも、きっとMountain Danceっぽい曲を監督から所望されたのでしょう、
リズムパターンからピアノのリフレインからそっくりです。メロが違うだけ。
この未使用のメイン・タイトルはKritzerlandレーベルから出た1000枚限定盤で聴くことが出来ます。
メイン・タイトルだけすげ替えられちゃったわけですが、もともとMoutain Danceにそっくりなので、
劇伴に盛り込まれたモチーフもよく似た雰囲気で何ら違和感がありません。
映画公開時には、サントラは発売されなかったのですが、こうしてKritzerland盤を聴いてみると、
デイヴ・グルーシンのピアノを前面にフィーチャーした洒落たフュージョン・アルバムとして聴くことも出来ます。(ちょっと言い過ぎ?)
アンダースコアっぽいものがほとんど無いので余計にそう思うのかも知れませんが、とても聴きやすい。
捨て曲無しといっても過言ではありません。
1000枚限定がもったいない。
(なお、このサントラには「Mountain Dance」は入っていません。)


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