MOSQUITO SQUADRON
監督:ボリス・セイガル
音楽:フランク・コーデル
出演:デヴィッド・マッカラム、スザンヌ・ネヴ、デヴィッド・バック、デヴィッド・ダンダス、チャールズ・グレイ、ヴラデク・シェイバル、ディンズデール・ランデン、ニッキー・ヘンソン
1969年 イギリス映画



平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・






名作「633爆撃隊」と同じような題材の作品なので、後年に製作された亜流と片づけられる不幸な作品。
確か冒頭に「クロスボー作戦」か何かからのVロケット映像の流用があったり、「633爆撃隊」からのモスキートのシーンの使いまわしがあったり、その手の反則ワザがあるにせよ、
ドラマ部分はそこそこの見応えがあったような記憶が・・・(でも、相当昔の話なので自信はありません(^_^;))
ドイツ軍のロケット基地の情報が連合軍に漏れて、連合軍がそこを攻撃しようとしますが、
ドイツ軍は連合軍の捕虜をそのロケット基地へ移動させるという鬼畜の所業に出る。はたしてロケット基地爆破までに捕虜を無事脱出させることが出来るか・・・みたいなお話。
モスキート爆撃隊のメンバーは、敵のロケット基地爆破が友軍の捕虜を見殺しにすることになるという葛藤の中で任務を遂行しなければならないという設定。
このあたりが、「633」と違うところでしょうか。
ドイツ軍の4輪装甲車は、ホンモノではないと思いますが、よく出来てたように思います。




音楽は、フランク・コーデル。
テーマ曲はそこそこの「燃え」系ミリタリースコア。
英国の戦争映画らしく、流麗なストリングを盛り込みながら、オケのスケールは小粒ですが格調高いスコアを提供しています。
スコアもつい「633爆撃隊」と比べてしまうのですが、傑作「633」には及ばないもののかなり健闘してます。
ちゃんとモチーフがあるし(ちょっとデジャヴなメロですが・・・)、戦争映画スコアの王道を行く内容となっています。
サントラは、公開当時は発売されませんでしたが、後に米FSMから「カーツーム」とカップリング仕様のCDが3000枚限定で発売されています。
カップリングなので、本作からのスコアは40分に満たない内容ですが、
クライマックスに7分を超えるスコアを持ってきていたり、ちゃんとステレオ収録だったり、
満足のいく内容となっています。
フランク・コーデルって、作品数も少なくてあまり馴染みのない作曲家ですが、
エンド・タイトル曲に「威風堂々」風のアレンジを入れてみたり、

味のあるスコアを書く人だなあと再認識したりして。




・・・と、ここまでが過去記事。

現在では、FSM盤のダウンロードがあります。





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