アメリカン・フライヤーズ

・・・またまた過去記事ですみません。
最近、週末も仕事モードなことが多くて・・・m(_ _)m

AMERICAN FLYERS
監督：ジョン・バダム
音楽：グレッグ・マティソンン、リー・リトナー
出演：ケヴィン・コスナー、デヴィッド・グラント、レイ・ドーン・チョン、ジェニファー・グレイ、アレクサンドラ・ポール、ジャニス・ルール、ルカ・ベルコヴィッチ、ロバート・タウンゼント、ジョン・エイモス
１９８５年　アメリカ映画

アメリカの自転車山岳レースに挑む兄弟の姿を描いたヒューマンドラマ。
「ブルー・サンダー」のジョン・バダム監督が手がけています。
自転車が好きな人だったら、かなり楽しめる作品になっています。
雄大なアメリカの大自然をバックに展開する自転車レースのシーンは圧巻。
それなのに、本邦劇場未公開、ビデオしか出ていません。
DVDも出ていないという不遇な作品です。

音楽は、リー・リトナーとグレッグ・マティソン。
リー・リトナーとグレッグ・マティソンといえば、フュージョン界を代表するギタリストとキーボーディスですが、こんな２人がタッグを組んだサントラなのに、いまだにCD化されていません。
LPはGRPレーベルから出ているのに、本編が地味だったせいかも知れません（とはいうもののキャストは豪華）。
主題歌は、８０年代後期に流行った？ロック寄りのAOR。
Glenn Shorrockが歌っています。
リー・リトナーのギターソロがしっかり入っていて、曲中２回もソロを弾いています。
その他にも３曲の歌ものが入っていますが、どれもギター・ソロ入りだったと思います。
インストは、リトナーのギターチューンとグレッグ・マティソンのキーボードチューンがバランスよく配置されています。
ほぼ全編に渡ってリー・リトナーがギター弾きまくりです。
打ち込みを使った躍動感あるインストが何曲か入っていて、デヴィッド・フォスターを彷彿とさせますが、
聴いてて気恥ずかしさすら感じさせるコテコテのデヴィッド・フォスターのインストに比べると、
メロは割とさっぱりしていて個人的にはこっちの方が好きだなあ。
ちょっと残念なのは、バックのドラムとベースがほとんど打ち込みなところ。
７０年代後半から８０年代初頭のAORをこよなく愛する僕としては、
ボトムが全部打ち込みというのは悲しいなあ。
とは言うものの、リー・リトナーファンはしっかり楽しめる１枚となっています。

・・・ここまでが過去記事。
なんと、「チャンプ」や「ふたりだけの微笑」や「出逢い」を連発した米Vareseレーベルから、本作のサントラまでCD化されました。
わりと地味なテーマの本編に比べて、サントラの方が豪華な印象のある作品ではあるのですが、まさか本当にCDになるとは思いませんでした。
これも嬉しいなあ。初CD化だろうなあ。
AOR好きな方にもオススメできる1枚です。
但し、シンセやドラムの打ち込みが目立つので、この手の音が苦手なかたはご注意下さいf^_^;)

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