PSYCHO III
監督:アンソニー・パーキンス
音楽:カーター・バーウェル
出演:アンソニー・パーキンス、ダイアナ・スカーウィッド、ジェフ・フェイヒー、ロバータ・マクスウェル、ヒュー・ギリン、
リー・ガーリントン、ロバート・アラン・ブラウン

1986年 アメリカ映画



・・・今日も平日の過去記事アーカイブシリーズ。




「サイコ」シリーズの第3弾。
今回は、アンソニー・パーキンスが監督まで務めています。
ヒロインを含めて共演陣が地味なのが玉にキズ。

アンソニー・パーキンス自体がなんとなく地味な感じなので、主役を食わなくて良かったかも。

ストーリーは、1作目の犠牲者に激似の尼さんと流れ者がベイツモーテルにやってきて、

そこからまた惨劇が始まる・・・・というもの。


劇中また1作目と同じシチュエーションのシャワーシーンが出てくるので、惨劇の再来かと思いきや、

なんとおどろきの展開が待っています。

これまでのシリーズとの差別化を図ったのでしょう。
発想としてはなかなか面白いと思います。
殺人シーンはオリジナルに比べて直接的な描写が多く、結構えぐいシーンがあります。
「サイコ2」と話がつながってるので、「2」を観ずして「1」からいきなり「3」を観ると頭が混乱するかもしれません。
このシリーズ、このあと「4」が製作されていますが、その後パーキンスが死去しているので、
一応「4」で打ち止めとなったようです。





音楽は、カーター・バーウェル。

彼の最初期の作品で、デジタルシンセを使っているので、時代を感じさせるのはご愛嬌 笑。

この人はお気に入りの作曲家の1人なのですが、

当時流行ったデジタル・シンセをガンガンに使っているので、

今聴くとドラムとベースのトラックがちょっと弱いかなあ。

シンセで作ったハンドベル音をアクセントに入れたりしています。

時々、面白いタイプの劇伴が出てくることもありますが、

フュージョン風だったり、スクラッチを入れてみたり、ハーマンの「サイコ」のイメージとはかけ離れた感じです。

でも、演奏にはデヴィッド・サンボーンやクリス・カニンガム、ポール・ジャクソンなんて豪華な面々が参加しています。

テーマ曲がフュージョン・タッチなのはそのせいかも。

サントラは、LPしか出ておらず、CD化されたことはありません。

なお、続く「サイコ4」ではスコアはグレアム・レヴェルにバトンタッチしています。

(こちらはサントラ未発売)




・・・と、ここまでが過去記事。

今年になって、米Intradaレーベルから、2枚組のスコア盤が発売されました。2時間を超える長尺盤です。













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