UN HOMME ET UNE FEMME 20 ANS DEJA

監督: クロード・ルルーシュ 

音楽: フランシス・レイ
出演: アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、リシャール・ベリ、エヴリーヌ・ブイックス、ニコール・ガルシア、フィリップ・ルロワ

1986年 フランス映画





平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。






この手の映画は苦手な分野なので、ほとんどレビューしたことがないのですが、

パチモンやイロモノばっかりでもいけないので、たまにはこういうのも紹介します。
かの有名な「男と女」の20年後を描いた作品です。

前作は、いわゆる名画と言われる作品の1つで・・・・・・(やっぱり苦手だなあ「名画」って。)

特筆すべきは、前作と同じスタッフ、キャストで製作されていること。

主演の2人も、いいおっさん、おばさんになっています。
とはいうものの、映画の世界なので、2人とも20年経っているのに相変わらず素敵に描かれています。
こういうところは映画だよなあ。

普通20年も経てば、男はデップリ太って、頭ハゲて、メタボになって、加齢臭も気になり出す頃なのに、あんなにカッコいいもんなあ。

ストーリーは、敢えてここでは紹介しません。
2人が再会してまた愛の炎が燃え上がる・・・というそれだけなので(^^;)
でも、決して悪い作品ではありませんので誤解の無いようにお願いします。
僕が苦手なだけなので・・・・m(_ _)m
そういえば、同じルルーシュ監督、フランシス・レイ音楽で
ジーン・ハックマンとジュヌヴィエーヴ・ビジョルドを主演に持ってきた、
西部劇みたいな「続・男と女」ってのもあったなあ。







音楽は、今回もフランシス・レイ。

アルバム冒頭からキレの良いストリングスが意外な印象を与えるトラック「20年後・・」

これが本作の新しいメイン・テーマとなっています。
よく聴くと前作からのモチーフも所々で聴き取れます。
もちろん今では映画音楽のスタンダードとなったあの有名な「ダバダバダ」も2バージョン収録されています。
1曲はジャズアレンジでだいたい予想がついたのですが、もう1曲は意外にもロックなアレンジで驚かされます。

エリック・セラがやりそうな打ち込みとスラップ・ベースを駆使した気だるいシャッフル・ビートの曲です。

前作で素敵なデュエットを聴かせたピエール・バルーとニコール・クロワジールのコンビは、
本作ではリシャール・ベリーとリリアン・デイヴィスのコンビに替わっています。
この2人のデュエットで洒落たジャズトラックが入っています。
(ジャズというよりは、GRPオールスターズのフュージョンみたいになってる。(^^;))
音楽監督としてクリスチャン・ゴーベールが参加し、演奏はパリ・フィルハーモニー管弦楽団が担当しています。
このサントラ、かつてフランスのMilanと日本のSLCから出ていましたが、

廃盤になったまんまだろうなあ。





・・・と、ここまでが過去記事。

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