RED
監督: ロベルト・シュヴェンケ
音楽: クリストフ・ベック
出演: ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、ブライアン・コックス、ジュリアン・マクマホン、リチャード・ドレイファス、アーネスト・ボーグナイン
2010年 アメリカ映画



平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・






「フライトプラン」のロベルト・シュヴェンケ監督が、DCコミックのグラフィック・ノベルを基にして撮った痛快アクション。
ストーリーは、今や年金生活者となった元凄腕CIAエージェントが、突然命を狙われることになり、
昔の”戦友”を集めて巨大な敵に敢然と立ち向かう・・・・というようなお話です。
一応、なんで命を狙われるのかっていうとことが謎解きの部分になっていますが、
そんなことは大してどうでもいいことで、B級魂を揺さぶる素敵なアクションが満載です。

適度にコメディっぽいところがあるので、何回もニヤリとさせられます。

既に40代後半のおばさんなのに、メアリー=ルイーズ・パーカーがなかなかチャーミングな役をしてました。

ただ、主役のブルース・ウィリスがどうしても年金暮らしのじじいには見えなかったなあ。
あれはどう見ても現役だ。

ジョン・マルコヴィッチの”キ○ガイ”じいさん加減が素晴らしい。

元英国エージェント、ヘレン・ミレンの白いドレスでマシンガン撃ちまくりのシーンもめちゃくちゃカッコよかったなあ。

それと、僕にとってこの作品の一番の目玉は、

アーネスト・ボーグナインが出てること。
すでに90歳を越えてるはずなのに、元気に演技してて感動しました。

生きてるうちにもっといろんなアクション映画に出て欲しいものです。

70年代、80年代B級アクションファンのおっさんとしては、まさにツボの1本でした。








音楽は、クリストフ・ベック。

サントラは、残念ながらダウンロードオンリー。

いい感じのアクション・スコアなんだけどなあ。
時代の流れか・・・・。

デジタルなロックフィーリング溢れる今風なスコアでスピード感があります。

オープンリムショット連発のシャープなドラムもカッコいい。

テーマ・モチーフもちゃんとあります。

雰囲気としては、グレアム・レヴェルに近い感じがします。

全20曲のスコアは、全て曲名の頭文字が「R」で始まります。
この辺にも粋なお遊び感覚が。
さらに、この映画、劇中使用される既成曲もカッコいい。
Muddy Watersの"I Want to be Loved"、The Metersの"Cissy Strut"、
Jackson Browneの"Doctor My Eyes"、Aerosmithの"Back in the Saddle"等々
節目節目で使用されます。
どれも、僕の好きなアーティストばっかし。
その中でも一番やられたのがエンド・クレジット。
Calibro 35の"Calling All Unites to Broccolino"持ってきちゃうんだもんなあ。
最高の選曲です。
この曲、めちゃくちゃカッコいい。
Calibro 35といえば、パチモン・マカロニ・アクションスコアをカバーしたり、
それっぽいレア・グルーヴィーな作品を出してるグループ。
サントラは、スコアもダウンロードオンリーなので、

使用曲も集めてきて、自分でコンパイルしてみてもいいかも。






・・・と、ここまでが過去記事。

なんと、スコアのダウンロード版が検索しても見つからず、廃盤になっているような気がします。ダウンロードでも廃盤ってあるんだ・・・。がっくし。



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