・・・・今夜は過去記事2連発(#^^#)

 


THE DEEP
監督: ピーター・イエーツ
音楽: ジョン・バリー
出演: ロバート・ショウ、ジャクリーン・ビセット、ニック・ノルティ、ルイス・ゴセット・Jr、イーライ・ウォラック、ロバート・テシア、ディック・アンソニー・ウィリアムズ、アール・メイナード
1977年 アメリカ映画



前回レビューのバミューダつながりと、kazzpさんの「シャツでうろうろするビセット」つながりで、
今日は、「ザ・ディープ」をご紹介。



「ジョーズ」のピーター・ベンチリー原作の小説を映画化した海洋サスペンスです。
この映画、ストーリーは、フロリダ沖でスキューバ・ダイビング中のカップルが、海底で古い金貨を発見、
近くに沈没船があるのではないかと調査を始めます。
しかし、その沈没船には、金貨の他に大量の麻薬のアンプル(だったっけ)も隠されたいたことから、
麻薬を狙う悪い奴らにこの2人が狙われる・・・・というお話です。
実際に巨大なプールに海水を張って撮影された水中シーンの迫力と美しさはマズマズの出来映え。
ただ、水中シーンになるとどうしても優雅な動きと音の無い世界が緩慢な印象を与えるので、
水中シーンの多用は、アクションには不向きだったかなあと思います。
個人的には、「バルジ大作戦」のロバート・ショー、「続・夕陽のガンマン」のイーライ・ウォーラックと、
子供の頃、相次いでテレビで観た映画の俳優が出ていたので、とても親近感を覚えた作品でもありました。
でも、透けTシャツのシーンはちょっと我が家のお茶の間では気まずかったなあ。


音楽は、ジョン・バリー。
オープニング・テーマは、ピアノのイントロに始まるリリカルなストリングス・チューン。
寄せては返す「波」のような、例のバリー節もちょっとだけ見え隠れします。
やっぱり美しいなあ、バリーは。
ストレンジなメロを奏でるピアノが前面に出てます。
このピアノのメロをモチーフに使ったディスコ調の主題歌を歌うのは、ディスコの女王(ほんとか?)ドナ・サマー。
4つ打ちのリズムが懐かしい。
ところどころに入るリズムボックス独特の「ポコポン」ていうチープな音。
あ~、懐かしい。
いいですねえ、ディスコのリズムにかぶるバリー節。
4つ打ちをバックに流れるようなメロディ。
原始的というか短絡的な歌メロですが、このシンプルさが堪らない。
曲の途中で、声はセクシーなドナ・サマーが「ああ~ん、ああ~ん」とか言ってます。やれやれ。
この曲、間奏で「ああ~ん」なんていうもんだから、FMで録音しても親の前では聴けなかったなあ。
でも、大人になった今は、今度は子供の前で聴けないなあ。
このサントラ、変則的なアルバムで、A面が25分くらいの組曲(スコアを元に再録されたものか)が1曲入ってて、
B面がドナ・サマーの主題歌2バージョンにそのインスト・バージョン、Beckettという人のトロピカル風ディスコ1曲という
たった5曲の収録になっています。
全体では収録時間は45分になるのですが、当時片面1曲というのは小学生の僕には
すごくお金を出すのがもったいなく感じられて買うことができませんでした。
サントラは、なぜかLPが廃盤になったまま、今だにCD化されません。
これ、CDにならないかなあ。

 

・・・・と、ここまでが過去記事。

記事を書いたその年に、米Intradaから限定3000枚で2枚組CDが発売になっています。

さらに、2014年にはイギリスのHot Shot Recordsから、

従来のLP音源にシングルのB面+12インチバージョンを収録した1枚ものが発売になりました。

 

 

 

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Intrada 2枚組

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Hot Shot Records盤

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