・・・今日は過去記事ですみません。



SILVER STREAK
監督:アーサー・ヒラー
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:ジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、リチャード・プライアー、パトリック・マクグーハン、ネッド・ビーティ、リチャード・キール、レイ・ウォルストン
1976年 アメリカ映画


ジーン・ワイルダー主演によるヒッチコック風パニック・コメディ(^^;)の傑作。
パロディじゃなく、純正のコメディ・タッチのアクション映画で、ミステリーやサスペンスの要素もたっぷりで何度観ても飽きない作品です。
アメリカ大陸を横断する超特急を舞台にジーン・ワイルダーが美しいジル・クレイバーグと恋に落ちたり、殺人事件の陰謀に巻き込まれたりします。
殺人を目撃したというのに誰も信じてくれないじれったさや、ただのメタボのサラリーマンだと思ってたおっさんが実は・・・という意外な展開があったり飽きさせません。
さらに列車から何度も落っこちちゃうのですが、なんとかまた乗車しちゃうとこも笑えます。
そして、ラストは「ダイ・ハード3」か「スピード」かという大激突でクライマックスを迎えます。
リチャード・プライアーはなかなか出て来ないと思ったら、本編中盤から出てきます。
しかも、その登場の仕方が絶妙に面白い。大笑いさせられます。



音楽は、巨匠ヘンリー・マンシーニ。
本作は、公開当時サントラが発売されませんでしたが、
2002年になってようやく本国でサントラが発売されました。但し、限定盤でした(T_T)
なぜ、当時サントラが発売されなかったのか不思議なくらいオシャレなサントラです。
小粋なサスペンスを得意とするこの人らしい、エレガントで優雅なスコアは素晴らしいです。
アクション・スコアも決してテンションを上げすぎず、あくまで余裕たっぷりに鳴らしています。
全32曲収録の約80分もあるアルバムですが、
内訳はモノラルによるスコア全曲20曲と、このうちステレオ音源として残っている12曲を追加して32曲になっています。
よって、12曲はモノラル・バージョンとステレオ・バージョンが重複しています。
なお、ジャケ写真は衝撃のクライマックス・シーンの前で主演の3人が笑っているという困った構図になっています(^^;)


・・・・と、ここまでが過去記事。
遂に、傷んでいたステレオマスターの一部を最新技術により修復した全曲ステレオ音源のサントラが登場しました。
米Intradaレーベルからの発売となります。
あのメイン・タイトルやエンド・タイトルがステレオで聴ける喜び(*^_^*)。
これが嬉しい再発です。
当然ながら今回は20曲入りの重複曲なしという形に整理されています。
よく考えれば8曲のステレオバージョンが初登場なだけで、他の12曲は従来のものと一緒のような気もするのですが、それでもメイン・タイトルとエンド・タイトルは大きいよなあ。
ヘンリー・マンシーニと言えば、「華麗なる挑戦」もモノラル収録なのですが、
このサントラもステレオで聴いてみたいなあ。


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これはたぶん、旧盤です。ご注意ください。

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