LOVE AT FIRST BITE
監督: スタン・ドラゴッティ
音楽: チャールズ・バーンスタイン
出演: ジョージ・ハミルトン、スーザン・セント・ジェームズ、ディック・ショーン、アート・ジョンソン、リチャード・ベンジャミン
1979年 アメリカ映画

 

 


・・・今夜は過去記事に追記してます。




 

ドラキュラを現代のニューヨークに引っ張り出したロマチック・コメディ。
トランシルバニアを追われたドラキュラ伯爵が、雑誌で見染めたファッション・モデルに会いにニューヨークへ行きます。
2人が出会うのがディスコというのも時代を感じさせます(^^;)
ギャグのセンスが結構良くて、ドラキュラ映画の定石をうまくパロディにしちゃってます。
ドラキュラに対峙するのが、ヴァン・ヘルシング教授の孫でユダヤ人、十字架をかざすはずがダビデの星なんか出して大笑いさせてくれます。
ベッドでも、モデルの方がドラキュラに「最高のエクスタシーを味わわせてあげる」なんて言って、自分から噛みついたりします(^o^)
この映画面白かったのですが、DVDにもなっていないようです。

 

 

 



 

音楽は「エルム街の悪夢」のチャールズ・バーンスタイン。
ですが、ディスコが舞台ということでサントラ盤もディスコ・チューンで構成されています。
スコアはバイオリンをフィーチャーした往年のドラキュラ映画を彷彿とさせるオールドスタイルのホラー・ミュージックや
ファンキーなインスト等も入っています。
サントラ盤の目玉は12分を越えるパット・ホッジスの「フライ・バイ・ナイト」。
当時はまだ12インチ・シングルという概念がなかったので、12インチ・バージョンがLPに入っているという感じです。
この他に7分前後のディスコ・チューンが2曲入っているので、アルバム全体で7曲しか入ってません。
今聴くとサントラ・アルバムというより、12インチ・シングルに毛の生えたようなアルバムです。
残念ながらこのアルバムも未CD化です。
なお、劇中で流れるアリシア・ブリッジスの「”恋のナイト・ライフ”I Love The Night Life」は未収録。

 



・・・と、ここまでが過去記事。

その後、2012年になって、米Intradaレーベルからスコア盤のサントラCDが発売されました。チャールズ ・バーンスタインのスコアに加えて、「フライ・バイ・ナイト」他1曲がボーナスで入っていて、全部で56分収録されています。

ちなみにLove Themeのディスコバージョンは未収録でした。個人的には「フライ・バイ・ナイト」のシングルバージョンも入れて欲しかったなあ。