・・・・・・平日にイレギュラーですが、ちょっと時間が出来たので

ゴールドスミス作品の過去記事をアップデートします。

 

 

DAMNATION ALLEY
監督: ジャック・スマイト
音楽: ジェリー・ゴールドスミス
出演: ジョージ・ペパード、ジャン・マイケル・ヴィンセント、ポール・ウィンフィールド、ドミニク・サンダ、ジャッキー・アール・ヘイリー
1977年 アメリカ映画

 

 

 

その昔、日曜洋画劇場等で放映されて子供心にワクワクして観てた小粒なSFアクション。
核戦争後の荒廃した世界で必至で生き延びようする人々を描いたロード・ムービー的作品。
原作はロジャー・ゼラズニイという人だそうですが、原作で描かれる世界観に比べると明らかにチープな作りの映画です。
今見ると、巨大サソリのSFXや極彩色(^_^;)の空とか、かなりショボイ。
うちの息子とかに見せたら、多分、大笑いしながら観るんだろうなあ。
でも、子供の頃喜んで観た記憶が残ってるので、なぜか憎めないのです。
装甲車ランドマスターも当時はカッコよく見えたんだけどなあ。
大袈裟な邦題も微笑ましい。
正直、駄作ですが、かばってあげたい1本。
若い頃のドミニク・サンダが出てるのも個人的にはポイント高し(^_^;)

 

 

 

 

音楽は、巨匠ジェリー・ゴールドスミス。
乱暴な言い方をすれば、70年代パニック映画の大半はジョン・ウィリアムスとこの人で二分していたように思います。
どちらかというと、ゴールドスミスが手がけた作品はB級が多かったような・・・・でも、いいのです。
音楽さえ良ければ。
で、本作は豪快な70年代ゴールドスミス節が炸裂する快調な1本。
テーマ・メロにコマーシャルな部分はありませんが、時にパーカッシヴに、時にシンセを織り交ぜて近未来をイメージさせてみたり、
巨匠も工夫していろんなことをやってます。
「カサンドラ・クロス」あたり同様、アクション・スコアのアタックはかなりのものがあります。
エンド・クレジットの曲が結構美しくて癒されますが、

時間が短くて盛り上がり切れないのがちょっと不満です。
公開当時、サントラは残念ながら発売されず、ゴールドスミス没後に限定発売された「At 20th Century Fox」という豪華6枚組ボックスにスコア9曲が収録されました。
このボックス・セットも今では3万円以上の高値が付いていたりして、なかなか入手出来ないのが残念です。

 

・・・・・と、ここまでが過去記事。

この作品も、2017年に米Intradaレーベルから待望のサントラCDが発売されました。

ゴールドスミスの6枚組ボックスセットに収録されていたものが9曲19分だったので、

7曲15分程度しか増えていませんが、

公開から40年を経てようやく単独でサントラが発売されたことは大変嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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