STEALING HOME
監督: スティーヴン・カンプマン
音楽: デヴィッド・フォスター
出演: ジョディ・フォスター、マーク・ハーモン、ハロルド・ライミス、ブレア・ブラウン、リチャード・ジェンキンス、クリスティーン・ジョーンズ、ヘレン・ハント
1988年 アメリカ映画

 

 


平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。


 


うちのブログには珍しい青春もの。

音楽がデヴィッド・フォスターでなかったら、たぶん紹介することはない作品。

ストーリーは、プロ野球選手がかつての高校生の頃を回想し、年上のお姉さんに憧れた思い出に浸る・・・みたいな、たわいもないお話。
コテコテの青春ものです。

どこまでも切なく美しい佳作で、ラストは思わず涙が出ます。

小粒な青春映画なのですが、意外にキャストは豪華だったりします。
ジョディ・フォスターが若々しくていい演技をしています。
それから若き日のヘレン・ハントが出ています。

ピュアな作品なので、心が汚れたおっさんは観る資格がない作品ともいえます(^^)

 

 



 

 

音楽はデヴィッド・フォスター。
この人はミュージシャン兼プロデューサーが本業ですが、80年代後期からサントラも手がけるようになりました。
本サントラは、単なる既成曲の寄せ集めではなく、既成曲とフォスターのスコアを半分づつ収録していることに好感が持てます。
歌モノはオールディーズやそのカバー・バージョン、それにフォスターによる新曲が収録されています。
スコアの方はいかにもフォスターらしい、聴いててちょっと小恥ずかしいロマンティックなインスト集になっています。
キーボード主体の音作りはとても心地よく、その中にサックスやギターがスパイスとして効いています。
テーマ曲でスティーヴ・ルカサーばりのハードエッジなギターを弾いているのはAOR系ではお馴染みのマイケル・ランドウ。
サントラ・ファンだけでなく、AORファンも要チェックなアルバムです。
フォスターは「セントエルモス・ファイア」や「摩天楼はバラ色に」等でもスコアを担当していますが、
歌モノを除いたフル・スコアのサントラを聴いてみたいものです。
 




・・・と、ここまでが過去記事。

現在では、ダウンロード版も発売されています。