THE FINAL COUNTDOWN
監督: ドン・テイラー
音楽: ジョン・スコット
出演: カーク・ダグラス、マーティン・シーン、ジェームズ・ファレンティノ、キャサリン・ロス、チャールズ・ダーニング、スーン・テック・オー
1980年 アメリカ映画
・・・今夜は過去記事に二度目の追記をしてます。
現代の空母ニミッツが洋上でタイムスリップ、行った先はなんと真珠湾攻撃直前の太平洋だったというお話。
戦争アクションと時空SFを足して2で割ったような作品。
無理のある設定をそれなりにつじつま合わせをして、すっきり見せるところが好感の持てる作品でした。
T6テキサンを改造して日本海軍のゼロ戦に見立てて、F14トムキャットとドッグファイトさせるところは圧巻でした。
ただ、日本兵がまずかったです。
せっかくだから日本人を使えばよかったのに、スーン・テック・オーという韓国系の俳優さんを使っています。
セリフも片言の日本語で、字幕版を見てビックリしました。
キャサリン・ロスを人質に取って、何だか意味不明な言葉を交えながら
「グスグス スンナ!!」とか
「・・・・○○ダッタラ、コノオンナヲコロス!!」とか
かろうじて日本語に聞こえるセリフが笑えます。
音楽は、ジョン・スコット。
彼の代表者とも言える作品にも関わらず、なかなかオフィシャルでCD化されなかった作品。
CDは、結局JOSレーベルという、ジョン・スコットのプライベートレーベルから発売されました。
LPに9曲追加で全53分。
追加曲も派手な曲が多く、LPよりさらに「燃え」ます。
このサントラの目玉はなんと言っても、火曜サスペンス劇場の「聖母たちのララバイ」にパクられたといわれる「ミスター・タイドマン」でしょう。
巷では「聖母たちのララバイ」が本作に歌詞を付けたカバー曲だという噂もありましたが、どうやら間違いのようです。
これは「パクラれた」そうです。
ジョン・スコットの承諾なしにメロディを盗用され、ジョン・スコットが抗議の手紙を出しても知らん顔されたので、
自ら日本の会社に乗り込んで著作権を奪い取ったとか。
盗作騒ぎばかりが先行するこのサントラですが、
「メイン・タイトル」をはじめ派手なマーチ調の曲の数々も素晴らしい出来です。
最近のサントラに比べてかなり大袈裟な音ですが、素直に「燃え」るスコアです。
・・・・と、ここまでが過去記事。
JOSレーベルのサントラも入手困難となっていたところ、ダウンロードで入手可能なことが分かりました。
Amazonでもi-Tunseでも購入可能です。
ただ、オリジナルのLPと同じ音源と思われます。
JOSレーベルのようなボーナス・トラックは無し。
さらに残念なことに日本盤LPに入っていた「コノオンナヲコロス!」などのダイアローグやS.E.も無しです 笑。
・・・さらに追記です。
入手困難となっていたCDが、JOSレーベルから再発されることになりました。
収録内容は同じですが、ジャケがポスターと同じデザインになっていたり、ブックレットが充実しているようです。
これは旧盤
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