・・・・本日、2回目の更新ですが、過去記事です(^-^;
THE TOWERING INFERNO
監督:ジョン・ギラーミン
音楽:ジョン・ウィリアムス
主演:スティーヴ・マックィーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、リチャード・チェンバレン
1974年 アメリカ映画
「ポセイドン・アドベンチャー」「ジョーズ」「大地震」等、70年代に流行ったパニック映画の決定版。
地上135階立ての超高層ビルが落成式の日に出火し、記念パーティをしていた最上階の数百人が閉じこめられるというお話。
もともと20世紀フォックスとワーナー・ブラザースが別々に企画していたビル火災の映画を合作して出来た超豪華な作品です。
よく同じようなテーマで別々のスタッフ、キャストで製作される映画がありますが、あれはもったいない。
「ダンテズ・ピーク」と「ヴォルケーノ」とか。
2大製作会社がタッグを組んでいるのでキャストはものすごく豪華です。
火災シーンは迫力満点だし、長尺の映画ですが途中中だるみすることがありません。
子供のころTVで観て、「これは面白い!」とかじりつて観た記憶があります。
ジョン・ギラーミンは「キング・コング」にはがっかりしましたが、これは傑作です。
同監督作品では、「レマゲン鉄橋」なども好きです。
音楽は巨匠ジョン・ウィリアムス。
パニッック大作にふさわしいダイナミックなスコアを書いています。
サントラLPは再録盤でしたが、フルオーケストラのメイン・タイトルがオリジナルよりも音圧があり迫力満点でした。
畳みかかるような展開が素晴らしく、「スーパーマン」と並ぶウィリアムスの傑作だと思います。
FMSが2001年に3000枚限定でオリジナル音源のサントラを発売しましたが、現在は廃盤となっています。
これは全28曲収録で、オリジナル音源に加えて、主題歌のLPバージョン等が追加収録されています。
オリジナルの主題歌はLPバージョンにくらべてこぢんまりとしていてかなりジャジーです。
途中でサックスソロなんかがあります。僕はこっちの方が好きだなあ。
モーリン・マクガバンが歌う主題歌がアカデミー歌曲賞を受賞しています。
彼女はポセイドン・アドベンチャーでも主題歌「モーニング・アフター」を歌っていて、これもアカデミー歌曲賞を取ってます。
両方ともジョン・ウィリアムスが手がけており、同じような曲でたまに区別が付きません(^_^;)
ただ残念なのは、フィルムから起こした音源なのか、音がこもっておりすこし聞きづらいという点です。
再録のスコア盤でいいから、リマスターしてCD化してくれないかなあ。
数年前、ワーナーもののサントラがまとめてCD化されたことがあり、その時、本作もCDになるのではと期待したのですがダメでした。
(このときは「ブリット」「ガントレット」「トワイライト・ゾーン」等がCD化されました。)
そういうば、ジョン・ウィリアムスは当時のパニック大作(「ポセイドン・アドベンチャー」に「ジョーズ」「大地震」)をいろいろ手がけていましたね。
・・・・と、ここまでが過去記事。
そして、遂に米La-La-Landレーベルから、本作品のLP音源がCD化されました。
「ポセイドン・アドベンチャー」と「大地震」とのカップリングで全4枚組。
「Desaster Movie Soundtrack Collection」というタイトルで、去年の12月に5000枚限定で発売されました。
本作品だけが2枚組のボリュームになっていて、フィルム音源とLP音源が収録されています。
他に「大地震」も1枚にフィルム音源とLP音源が収録されています。
やっぱり、「タワーリング・インフェルノ」のメイン・タイトルは、再録ではありますがLP音源の方がいいなあ。
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これは、ダウンロード版のようですが、あまり音質がよろしくないとのコメントが・・・
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