・・・・このところ、古い記事を短時間で修正してアップする、過去記事アーカイブシリーズがクセになってます 笑。

 

 

 

UNCLE JOE SHANNON
監督: ジョゼフ・C・ハンライト
音楽: ビル・コンティ 
出演: バート・ヤング、ダグ・マッケオン、マッジ・シンクレア、ジェーソン・バーナード、バート・レムゼン
1978年 アメリカ映画


「ロッキー」でお馴染みのバイプレイヤー、バート・ヤングが自ら暖めていた脚本を「ロッキー」のスタッフ等と一緒に作り上げたヒューマン・ドラマ。
火事で妻子を亡くしたかつての人気トランペッターと母親に捨てられた足の不自由な少年の心の交流を描いたとても地味な作品ですが、
これがすごく泣ける一編なのです。
ラストで「聖しこの夜」を情感タップリに吹くバート・ヤングが素晴らしい。
そして、感涙ものの結末が待っています。

その昔、テレビの深夜枠のロードショーで1回だけ観たことがあるのですが、それ以降観たことがありません。

ビデオも出てないし、この映画知っている人あんまりいないと思いますが、ほんとに素晴らしい作品なのです。



音楽は「ロッキー」のビル・コンティ。
ロッキーのスタイルを継承しつつ、ここでもメイナード・ファーガアソンのトランペットが大きくフィーチャーされています。
主人公がトランペッターという設定なので、当然本編の吹き替えもメイナード・ファーガソン自身がやっています。
ファーガソンのファンも是非観ておきたい一品だと思います。
全編ジャズ、フュージョンを基調とした音作りで、LPのA面がフュージョンサイド、B面がジャズ、アンダースコアといった色分けがしてあります。
その中でも5分に及ぶテーマ曲は、ディスコとフュージョンをミックスしたような躍動感あふれるスコアになっていて、
ファーガソンも全編にわたってソロを吹きまくっています。
僕としては、「ロッキー」のテーマよりこっちが好きかもしれません。
あまりにキャッチーなメロなので、学生当時、友人に「スーパーのCMでかかっていそうな曲だなあ。」と茶化されました。
この作品も、未だにCD化されないのが不思議でなりません。
ビル・コンティはCD化されているスコアが少ないので、是非CD化してもらいたいものです。

・・・・と、ここまでが過去の記事。
CDは2009年にやっとIntrada Special Collectionシリーズから
1000枚限定で発売されました。
増曲を期待したのですが、残念ながらLPと同じ内容でした。
1000枚限定なので現在は入手困難なアイテムとなっています。
DVDはやっぱり未だに日本で出ないんだよなあ。
なんでかなあ。
いい映画なのに・・・。


 

 

 

 

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