STRIPES

監督:アイバン・ライトマン

音楽:エルマー・バーンスタイン

主演:ビル・マレー、ハロルド・ライミス、ウォーレン・オーツ、ジョン・キャンディ、ショーン・ヤング

1981年 アメリカ映画

 



平日の過去記事アーカイブシリーズ。




 何をやってもダメなグータラ男が適当な気持ちで入隊した陸軍で騒動を繰り広げる軍隊コメディ。

 クライマックスで出てくる秘密兵器「都市攻撃戦闘車」がどう見てもただの大型ワゴン車にしか見えないのがバカバカしくて面白い。

でも実はこの車、いろんな最新装備があって、意外に強かったりします。

ストーリーは、ぐうたらダメ男が三食寝床付きの甘い言葉に乗せられて軽い気持ちで陸軍に入隊しますが、現実は鬼軍曹による厳しい訓練が待っていました。何とか訓練が終わると、今度は軍の秘密兵器「都市攻撃戦闘車」をイタリアに運ぶ任務を任されますが、訓練中に知り合った女性憲兵に会いたくなって、秘密兵器を拝借して一路西ドイツに向かってしまう・・・というお話。

なお、監督アイヴァン・ライトマン、音楽エルマー・バーンスタイン、主演ビル・マレー、ハロルド・ライミスの組み合わせは、後の「ゴーストバスターズ」で大成功を納めるのでした。





 

音楽は故エルマー・バーンスタイン。

公開から実に24年目にして初のオフィシャル・リリースとなるサントラの登場です。

 同じ時期にジョン・ウィリアムスの「1941」があっただけに、ちょっと意識した作りです。

テーマ曲も「マーチ」調だし。

 個人的にはとても気に入ってた曲なので、オフィシャルのリリースは大歓迎でした。

 しかし、ふたを開けてみると少々不満が・・・。

 全体に音が薄っぺらいのです。

マーチならもっとずっしりとした重みのある音にマスタリングして欲しかった。

 それと、エンド・タイトル曲が1分半にカットされていること。

ラストの空港での凱旋シーンのスコアと合わせると本編ではもっと長いのです。

これなら、以前発売された海賊盤の方が内容的にはいいかも。

海賊盤の方は音がモノラルですが、エンド・クレジットを丸々収録しているので、

オフィシャル盤より気に入ってます。

 しかし、オフィシャル盤は一応正規の発売ですし、ジャケットに関しては粗末な海賊盤よりずっといいので我慢します。




・・・と、ここまでが過去記事。

このサントラもダウンロード版が出ていました。

ボーナストラック1曲入りです。

でも、やっぱりエンド・クレジットは短いままでした。




・・・そして今回の追記です。

米La-La-Landレーベルから2000枚限定で再CD化されることになりました。

リマスターされた上にエクスパンデッド仕様とのこと。

今度はエンド・クレジットがフルで収録されているでしょうか。

発売は9月15日だそうです。

収録内容がとても気になります(^ ^)




・・・さらに追記です。

la-la-land盤は、エンド・クレジットが2分13秒になってちょっと長くなってます。さらに、2分43秒のエクスパンデッド・バージョンも収録されています。

念願のフィルム・バージョンではないかと期待してます。