・・・・ブログを始めた頃にアップした稚拙な過去記事を全面改修して再アップする時短シリーズ 笑。

 

FLASH GORDON
監督:マイク・ホッジス
音楽:クイーン、ハワード・ブレイク
出演:サム・ジョーンズ、マックス・フォン・シドー、メロディ・アンダーソン、オルネラ・ムーティ、ティモシー・ダルトン、スーザン・ダニエル、マリアンジェラ・メラート、トポル、ブライアン・ブレッスド、
ロビー・コルトレーン
1980年 アメリカ映画




キンキラキンのスペース・オペラをハリボテセットで再現した1980年製作の賛否両論SF超大作。
かのジョージ・ルーカスも映画化を切望したというアメコミではお馴染みのヒーローものです。
文字通りキンキラキンの悪趣味なセットやコスチュームと、ストーリーのショボさが災いして、
巷ではボロカスに言われていますが個人的には大好きな映画。
この映画、お下劣ぬいぐるみコメディ「テッド」でもリスペクトされてますが、
中学生の頃に本作品を体験したおっさんには特別な思い入れがあります 笑。
ストーリーは、宇宙征服を企むミン皇帝が地球と月を衝突させようとしていることを知った
地球の科学者とフラッシュ・ゴードンたちが、惑星モンゴに自家製ロケット(笑)で乗り込み、
ミン皇帝の企てを阻止しようとする・・・・・というお話。
頭ツルツルでものすごい眉毛と髭を生やしたミン皇帝を演じるマックス・フォン・シドーは、
メイクがきつくて最初誰か分かりません。
マックス・フォン・シドーにする必要があったのだろうかと疑問が残ります。
後に007を演じることになるティモシー・ダルトンも出ています。
主演のサム・ジョーンズは、第1回のゴールデン・ラズベリー賞で栄えある最低主演男優賞にノミネートされています。素晴らしい。
 

 


音楽は、ロック・バンドのクイーンとハワード・ブレイク。
なんといっても、クイーンのあの有名なテーマ曲はカッコよすぎです。
「Flash!! Ah~Ah~♪」なんてボーカルの発想、フレディ・マーキュリーでなければ出来ません。
劇伴も素晴らしく、「Vultan's Theme」から「 Battle Themes」になだれ込む
怒涛の展開の燃え度といったら・・・・臨場感あふれるS.E.も相まってとてつもない高揚感を味わえます。
チープな映像に本格的でダイナミックなロック・チューン、
なんかパチモンSFの方程式にハマりそうだなあ笑。
サントラは、実は2種類あって、クイーンのアルバムとして発売された有名なサントラと、
ハワード・ブレイクのスコアだけを集めたスコア盤があります。
ハワード・ブレイク盤の方は、2000年にプロモ盤として発売されたので現在は入手困難なアイテムとなっていますが、
本編のなんともいえないチープな雰囲気を味わうならこの盤です。
クイーンの「フラッシュ・ゴードン」アルバムの中でもオーケストラ・チューンが散りばめられていますが、
あれがハワード・ブレイクが手掛けたものになります。
スコア盤は、クイーンのアルバムのアディショナル・ミュージック的な位置付けで聴いてみると面白いかと思います。
イギリスでは、1980年の英国アカデミー賞で、
クイーン、ハワード・ブレイク共々この作品で作曲賞を受賞しているようです。
なお、当時、クイーン盤でS.E.の入っていない音楽のみのサントラ盤が
限定盤で存在するという噂を聴いたことがあります。
ずっと探していますが、真偽のほどは今だに不明です。

 

 

 

 


 

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