中学生の頃からの毎年この時期になると、地元の仲間で集まって銚子へ行く。14歳で命を落とした、友人に会いに行くため。俺はここ何年か、仕事の忙しさにかまけて銚子までは足が伸びずに彼の実家にお線香をあげさせてもらうくらいだっつた。

毎年7月10日には彼を強く思う、強く考える。 気付いたらあれから14年が経っていた。毎年俺たちはそこで、命の尊さや大切さ、時の早さ、そしてこの何気ない毎日が幸せだということを思い出すんだ。

28歳になり、俺たち地元の仲間は少しずつ変化していっている。ある奴は会社で幹部となり、ある奴は結婚し父になっている、ある奴は競艇選手を目指し、ある奴は海外で生活をしている。みんな本当にそれぞれの人生になってきている。 でも、やっぱり何も変わっていない部分もあって飲み始めれば未だに鏡月を飲むように浴びて、もうすでに何度も話したことのある思いで話や武勇伝をまた繰り返し、子供みたいに笑い転げてひっくり返る、愛すべきバカ野郎たち。


彼は、そんな28歳の俺たちをどんなふうに見てくれているのかな。


一度しかない人生、いつ突然終わってしまうかわからない人生。一日一日を無駄にせず、大好きなことをやって飯を喰っていきたい。

その為に、俺は探し続けようと思う。その為に、俺は夢を追い続けようと思う。

俺、本気でこの人生を生き抜く。


犬吠埼の海に俺はそんなことを誓った。



アメリカで働く為の、仕事探しで、いくつかの学びがあった。

人事の人や、社長と面接で話していると、どーゆー会社なのかとか、自分に合っているのか、合っていないのかがわかる。 気がした。やっぱり会社って「人」なんだろうなって思う。


なんで、少し話しただけでどーゆー会社なのかなんとなくわかったのか、それを少し考えてた。(まぁこの直感が当たっているかどうかは別としてね。)

外食で働いていた経験が力になってるんだなって思った。

お店に立っているとき「10人100色」のサービスを理想としてた。その人その人にあった最高のサービスをしようと。ある人には注文される前にいつものものをもっていくとか、ある人には落ち着いた席をご用意する、とかね。 

でも、それだけじゃなくてね、同じお客さまだったとしても一週間前と、今日とでは違った、その日にあった最高のサービスを目指すべきって思ってた。

大学生の頃、BARで働かせてもらってた時こんなことがあった。常連様がいらして、俺は得意げに「いつもの」やつを作り始めた。そのお客様には、ご注文前に「いつもの」を出すという暗黙のルールみたいなものがあったからね。

でも、その日、憧れの大先輩バーテンダーは、そのお客様に突然注文を伺った。そしたら「ホットレモネード」のご注文。 横で「いつもの」を作っちゃってる俺を少し冷たい目でチラリとみて、ホットレモネードを提供していた。

営業が終わった後に、なぜ今日は注文を伺ったのかと質問した。そしたら、「風邪引いてるっぽいかんじだったじゃん」って。  もうショックというかなんというか、すげーなぁーって思った。魔法みたいって。

その日からずーっと、10人100色のサービスを理想として、お客様がお店に入ってきた時の一瞬の雰囲気でその人が、どーゆータイプのお客様なのか、とか常連様は今日どんな気分かなって考えるようにしてた。

だんだんと、頭の中にデータが集まって、少しずつ、こういう雰囲気の方はこういった傾向があるとか、わかるようになってきた。


あとね、3社の面接を受けたんだけど、どの方もおっしゃっていたことがある。「へーー、ワタミさんで店長してらっしゃったんですか?すごいですね。ワタミさんってすごくいい会社ですよね。」って。本当にみなさん、本音でおっしゃってた。


俺も渡邉美樹会長みてーになりたいんだぜ!!!!!!


感動はひたすらの努力の後に

って確か炎丸の社長が言ってたけど、やっぱりホントだなーって思った。

TOEIC とかTOEFLみたいな英語の試験的なやつって全く興味なかったんだけど、6ヵ月の語学学校生活の中で、なんだか集中力がなくなってきたっていうか 悪い意味で慣れてきちゃったから 何か変えてみようと思ってケンブリッジ大学の試験PETってやつを受けてみようって思ってその為のコースを5週間とったんだ。

はっきり言ってその試験に受かるか落ちるかなんて全然気にしてなくて、ただ自分の英語力の為にと思ってやってみた。一般のクラスとは違って生徒も5週間変わらないしみんな遊びじゃなく本気。めちゃくちゃ授業のスピードも はやくて課題の量とか半端じゃない、一瞬も気が抜けない状況。でも毎週みんなでご飯食べに行ったり、一緒に勉強したりしてっていう充実した毎日だった。

バイトもあったし、正直かなり大変だった。

テストの日が近づいてきて、どうしても合格したいって気持ちがわいてきて、ぜってーやってやろうって思ってた。

テストから2週間後の今日、その結果が出る日だった。

結果は見事、合格! 70点以上で合格だったんだけど、俺の点数は70点だった!

マジでちょー嬉しくて大騒ぎしちゃった。

本当にすごい嬉しすぎて、なんでこんなにうれしいのかなって不思議になった。

別にこの試験に受かったからって何もない。ただ合格しただけ。実際とくに履歴書に書くほどのものでもない。

でも、すっげー嬉しかった。なんだか、短日最高売り上げを更新した時の喜びに似てる感じ。

きっと、ひたすらの努力のあとだったからだと思う。あと、自分にとって120%のストレッチの聞いたチャレンジだったってこともあると思う。「少し努力すれば出来ること」には感動はないのかなって思った。

「120%の努力を続けたら出来るかもしれないこと」に挑戦することが大切なんだなって思った。

やりたいことがたくさんでまだ整理が出来ていないけど、今日みたいな感動が毎日味わえる超ハードな会社創りたいなっておもった。

この人生で、勉強することの楽しさに気がつけてよかった。