期間限定!メロキュン・リターンズ☆蓮誕&VDお祭り会場で開催中の

メロキュンプレゼンツ!! 
お題《ハッピー♡プレゼント!!》


に、魔人めも参戦。

続き募集のコラボリク罠のひとつをリク罠リストから削除して、

書いていくことにしました!

(蓮誕あ~んど、VDあ~んど、魔人ブログ開設2ヶ月で作った古いモノ)

まずは、既にアップ済みのプロローグと第1話を先に再アップです。

参加者の先頭に立って、非常口に向かって猛ダッシュしまーす!!←


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消えないモノ プロローグ / 1 / 2 / 3 / 4 / 5

消えないモノー6ー

押し問答の最中に突然、キョーコの気配が変わった。

「ソウデスネ……オセワニナッテバカリノバカナコウハイナノデスカラカセイフアツカイデモシカタガナイデスネ……デモ、キョウハイケマセン」

腕の中から聞こえた、何の感情も含まれていないかのような平坦な物言いに驚いた蓮は、背後から覗き込む様にしてその小さな顔を確認した。

彼の目に映ったのは、感情が一切削げ落ちてしまったかの様な……尋常ではない状態のキョーコの姿であった。

無表情なその面から唯一感情を伝えてくるのは、その大きな瞳から零れ落ちる涙だけだった。

はらはら、と。

静かにこぼれ落ちる透明な雫。

悲しい悲しいと訴えかけてくる様な、見る者を切ない気持ちにさせるそれに、蓮は動揺した。

今、目の前で零れ落ちているのは何なのか。

涙というモノであることはわかっているが、いつもキョーコが見せるそれとは違う様な気がして…

「も、最上さん?」

蓮が出来たのは、ただ名前を呼ぶことだけだった。

テレビ局の廊下。

目の前には大勢の芸能人やスタッフ達。

先程まで賑やかだったその集団も凍り付いたかの様に動きを止めていた。

その場を支配する沈黙。

それが30秒、いや、1分程続いたあと、漸くそれを破る者が現れた。

「最低!」

強烈な侮蔑を込めて発せられた一言。

1人の女性のその声によって、沈黙のベールは盛大に破られた。

その声をきっかけに、その場に音が戻る。

人気NO.1俳優敦賀蓮としては、初体験かも?な罵詈雑言を伴って戻ってきたその賑わいに、蓮はどう対応すればいいのかわからないまま巻き込まれることとなった。


7に続く。

蓮さんのピンチはまだ続くのであります。

進んでいませんが、一旦切ります。キョコ視点、蓮さん視点、神視点。ころころ変わって読みにくくなければいいのですが。


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