期間限定!メロキュン・リターンズ☆蓮誕&VDお祭り会場で開催中の
メロキュンプレゼンツ!!
お題《ハッピー♡プレゼント!!》
に、魔人めも参戦。
続き募集のコラボリク罠のひとつをリク罠リストから削除して、
書いていくことにしました!
(蓮誕あ~んど、VDあ~んど、魔人ブログ開設2ヶ月で作った古いモノ)
まずは、既にアップ済みのプロローグと第1話を先に再アップです。
参加者の先頭に立って、非常口に向かって猛ダッシュしまーす!!←
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
消えないモノ プロローグ / 1 / 2
消えないモノー3ー
───何コレ……嘘っ!
見間違いだと思いたいキョーコは、瞬きを繰り返したがその文字は消えてくれない。
「嫌ぁあああああ!!に、逃げないと!!」
嘘でないならもう逃げるしかない。
某先輩からの2通目のメールの内容を確認したキョーコは、手早く荷物をまとめると楽屋をあとにした。
楽屋から3歩離れたときには、史上最速スピードで無難だと思えるお断り文を打ち込んだメールの返信も済ませ、恐ろしい連絡ツールと化した携帯電話を鞄の奥底に放り込んでいた。
───もしかしたらこれで諦めてくれるかもしれないわよね。
そう思おうとするが、身に染みしぎた過去の経験がそれはないと告げている。
───偶然だけど、この衣装の買い取りをお願いしてて助かったわ!着替えてたら間に合わないかもだし!!
今日の収録用に用意されていた衣装がべらぼうに可愛くてヨカッタ!衣装さんに着て帰る許可を貰えててヨカッタ!あああああああと今日着て来た服が皺の心配もなく鞄に詰め込めるものでヨカッタ!
早足で廊下を歩きながらのキョーコの思考は現実逃避のあまりヨカッタことだけを考えるものとなっている。
───噂をすれば!とか言うじゃない?敦賀さんのことは絶対考えない。考えちゃ駄目!
そんなキョーコに声をかけてきたのは本日の共演者達であった。
「あ、京子ちゃん、お疲れさん」
「お疲れー!」
「おー、いいとこで会ったね!」
「お、お疲れ様です。皆様お揃いでどうされたんですか?」
急いでいるが、業界の先輩にあたる共演者達に失礼な態度はとれない。“ 京子”として足を止め、後ろから追いついてきた集団と会話する。
「このメンバーがたまたま皆これで仕事終わりでさ。皆で飯でもって話になったんだ。京子ちゃんもこれで終わりなら、一緒に行こうよ。まだ着替え終わってないけど、女性陣も結構来るしさ」
「え?すみません、私……」
あの某先輩の教えに背くのは怖いと、キョーコが普段通りに誘いを断ろうとした丁度そのとき、女性の声が割って入った。
「お待たせ~」
「まだ支度に時間がかかる人もいるけど、先にお店の方に行っててほしいって言われたし、もう行く?」
「お、京子ちゃんも行けるの?ヤッター!」
食事会に参加するらしい女性芸能人達が男性集団に合流したのだ。
───女性も沢山参加するのは本当なのね。じゃあ……
一旦は断ろうとしたキョーコだが、この誘いは天の助けになりそうだと考え直す。
「今日このあと予定あるなら仕方が無いけど、どう?行けそう?」
そこで、最初に誘ってくれた男性芸能人がもう一度声をかけてくれた。
「だ、大丈夫です。これで仕事も終わりなので行け「悪いけど行けない!」え?」
キョーコの返事を邪魔するようにかけられた声。
同時に背後から逃がさないというように、ガシッと肩を掴まれている。
自らの肩の右側から、ぬっと現れたその姿を眼球だけを動かし確認したキョーコは心の中で大絶叫をあげた。
───嫌ぁぁあああああああ!もう来たーーーー!!噂してないのにーー!(意味不明)
予想通りの展開ではある。だが認めたくはない。
キョーコの心の悲鳴は止まらなかった。
そんなキョーコを置き去りにして、死刑宣告は続く。
「悪いけど、もが…京子は俺と先約があるんです。ね?京子ちゃん」
キョーコの背後には、爽やかな笑顔で勝手に共演者達からの誘いを断る敦賀蓮がいた。
「え?行けるってさっき言いかけてたよね?…京子ちゃん、敦賀君と約束してたの?」
「い、いえ…そんな約束してな…」
確認する様に京子に視線を向けた共演者に向かって縋るような瞳を向けたが、その瞬間背後のお方の気配が変わった。
キョーコの肩にあった手の位置も変わった。
その場の空気も変わった。
───嘘嘘嘘っ!どうして!?こんなに沢山人がいるところに降臨!?嘘でしょぉおお?
想い人から熨斗付きの誕生日プレゼントを送られた男の余裕の無さを理解していない乙女は、背後の男の気配が敦賀蓮なら決して人前では見せない筈のものに変わったことに、驚愕の悲鳴をあげたのだった。
4に続く。
「何コレ……嘘っ!」なメールは捻りのないものでございます。
それにしても、終わりそうもない…
( ̄ロ ̄*)ノシ( ̄ロ:;.:…( ̄:;.….;::..;.サラサラサラ
ショックで消えちゃいそう…
お気に召しましたら、ポチッとお願いします。
出来ましたらコメントも是非!
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参加者の先頭に立って、非常口に向かって猛ダッシュしまーす!!←
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消えないモノ プロローグ / 1 / 2
消えないモノー3ー
───何コレ……嘘っ!
見間違いだと思いたいキョーコは、瞬きを繰り返したがその文字は消えてくれない。
「嫌ぁあああああ!!に、逃げないと!!」
嘘でないならもう逃げるしかない。
某先輩からの2通目のメールの内容を確認したキョーコは、手早く荷物をまとめると楽屋をあとにした。
楽屋から3歩離れたときには、史上最速スピードで無難だと思えるお断り文を打ち込んだメールの返信も済ませ、恐ろしい連絡ツールと化した携帯電話を鞄の奥底に放り込んでいた。
───もしかしたらこれで諦めてくれるかもしれないわよね。
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───偶然だけど、この衣装の買い取りをお願いしてて助かったわ!着替えてたら間に合わないかもだし!!
今日の収録用に用意されていた衣装がべらぼうに可愛くてヨカッタ!衣装さんに着て帰る許可を貰えててヨカッタ!あああああああと今日着て来た服が皺の心配もなく鞄に詰め込めるものでヨカッタ!
早足で廊下を歩きながらのキョーコの思考は現実逃避のあまりヨカッタことだけを考えるものとなっている。
───噂をすれば!とか言うじゃない?敦賀さんのことは絶対考えない。考えちゃ駄目!
そんなキョーコに声をかけてきたのは本日の共演者達であった。
「あ、京子ちゃん、お疲れさん」
「お疲れー!」
「おー、いいとこで会ったね!」
「お、お疲れ様です。皆様お揃いでどうされたんですか?」
急いでいるが、業界の先輩にあたる共演者達に失礼な態度はとれない。“ 京子”として足を止め、後ろから追いついてきた集団と会話する。
「このメンバーがたまたま皆これで仕事終わりでさ。皆で飯でもって話になったんだ。京子ちゃんもこれで終わりなら、一緒に行こうよ。まだ着替え終わってないけど、女性陣も結構来るしさ」
「え?すみません、私……」
あの某先輩の教えに背くのは怖いと、キョーコが普段通りに誘いを断ろうとした丁度そのとき、女性の声が割って入った。
「お待たせ~」
「まだ支度に時間がかかる人もいるけど、先にお店の方に行っててほしいって言われたし、もう行く?」
「お、京子ちゃんも行けるの?ヤッター!」
食事会に参加するらしい女性芸能人達が男性集団に合流したのだ。
───女性も沢山参加するのは本当なのね。じゃあ……
一旦は断ろうとしたキョーコだが、この誘いは天の助けになりそうだと考え直す。
「今日このあと予定あるなら仕方が無いけど、どう?行けそう?」
そこで、最初に誘ってくれた男性芸能人がもう一度声をかけてくれた。
「だ、大丈夫です。これで仕事も終わりなので行け「悪いけど行けない!」え?」
キョーコの返事を邪魔するようにかけられた声。
同時に背後から逃がさないというように、ガシッと肩を掴まれている。
自らの肩の右側から、ぬっと現れたその姿を眼球だけを動かし確認したキョーコは心の中で大絶叫をあげた。
───嫌ぁぁあああああああ!もう来たーーーー!!噂してないのにーー!(意味不明)
予想通りの展開ではある。だが認めたくはない。
キョーコの心の悲鳴は止まらなかった。
そんなキョーコを置き去りにして、死刑宣告は続く。
「悪いけど、もが…京子は俺と先約があるんです。ね?京子ちゃん」
キョーコの背後には、爽やかな笑顔で勝手に共演者達からの誘いを断る敦賀蓮がいた。
「え?行けるってさっき言いかけてたよね?…京子ちゃん、敦賀君と約束してたの?」
「い、いえ…そんな約束してな…」
確認する様に京子に視線を向けた共演者に向かって縋るような瞳を向けたが、その瞬間背後のお方の気配が変わった。
キョーコの肩にあった手の位置も変わった。
その場の空気も変わった。
───嘘嘘嘘っ!どうして!?こんなに沢山人がいるところに降臨!?嘘でしょぉおお?
想い人から熨斗付きの誕生日プレゼントを送られた男の余裕の無さを理解していない乙女は、背後の男の気配が敦賀蓮なら決して人前では見せない筈のものに変わったことに、驚愕の悲鳴をあげたのだった。
4に続く。
「何コレ……嘘っ!」なメールは捻りのないものでございます。
それにしても、終わりそうもない…
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