ナイスさとうです。
Vol.1に続きSOLIDEMOヒストリー2回目です。
前回のお話はいかがでしたか?
実はSOLIDEMOは10人組だった❗️
驚いた方もいらっしゃったんじゃないでしょうか?
今回からは各メンバーとの出会いについて書いていきたいんですがその前に、SOLIDEMO(ソリディーモ)というグループ名の由来について書いておきたいと思います。
グループ名は最後の最後に決まりました。
実はSOLIDEMO結成前、仮メンバーでライブやったことがあるんです。その時のグループ名が「180EAST」。ワンエイティーイースト、と読みます。
180cm以上の東にいるメンバー
ということでこの名前がつきました。西にいるメンバーは180WESTと名付けられるわけです。これ、エイベックスの特徴なのか分からないですけどそうゆう分類の仕方多いです。
アイドルストリートもそうですよね?
「e-Street」とか「w-Street」とか。
なので180EASTというのは僕が名付けた訳ではないんですね。
でもこの「ワンエイティー」って結構好きだったんです。だからグループ名を決める時にそのまま「one eighty」でいいじゃないかという話になりました。
one eightyには180というのもありますが、180度方向転換するとかの意味があるのでグループの方向性とも合ってるなと思ってこれに決まりかけたんですね。
それで僕らは必ず商標登録ってものをするんですが。。。
one eighty、既に取られちゃってました

特に商標を取ってなくてもアーティスト活動は出来るのですが、グッズにして売ったりする時に不都合があるんですね。
なので出来るだけ商標は取っておいた方がいい。
ということで違う名前にしよう、ということになりました。
でもone eightyで行こう!って決めてましたから無いんです、案が。。。
色々考えて考えて「そうだ!逆にしよう!」ということでEighty Oneにしようと思いました(笑)
ギャグじゃないですよ、本気です。
本気と書いてマジです。
Eighty Oneは81だし、日本の国番号は81。国際電話かける時使いますよね、81。だからそれもいいなと、世界を目指すグループとしては。
それで色々と調べていったら今度は商標の前に既に使ってる会社があったんですね。
僕は知らなかったんですが、アニメの声優さんのプロダクションの名前だったんです。。。
ダメか。。。

万策尽きた感があり、原点に戻って一からやり直しだと。
みんなにも考えてもらったんですが、やはりそこは僕が考えなければならない雰囲気もあり。それはそうですよね?
だから必死で考えました。
スラング辞典とか色々と見たりして。
それと他のアーティストさんはどうゆう由来で名前つけたんだろうとかも調べました。
●ソナーポケット
sonarは「響く、共鳴する」を、pocketは「包み込む」を意味する。「2人の声が聴いている人達の心を優しく包み込み、3人の熱い気持ちがみんなの心に響いてほしい」という想いがグループ名の由来。
●ナオト・インティライミ
南米ボリビアのケチュア語で太陽を意味する「INTI」と、祭りを意味する「RAYMI」を組み合わせた。
南米ボリビアのケチュア語で太陽を意味する「INTI」と、祭りを意味する「RAYMI」を組み合わせた。
●東方神起
「東方の神が起きる」という意味。アジアから世界にその名を広げるグループになってほしいとの願いが込められている。
「東方の神が起きる」という意味。アジアから世界にその名を広げるグループになってほしいとの願いが込められている。
●AAA
「すべてのことに挑戦する」を意味する「ATTACK」「ALL」「AROUND」の頭文字から。
「すべてのことに挑戦する」を意味する「ATTACK」「ALL」「AROUND」の頭文字から。
皆さん色々と考えてらっしゃりますね。
そんな中参考になる考え方のアーティストがいました❗️
「RAD」は英語でかっこいい、いかす、「WIMPS」は弱虫という意味。その2つを合わせた「かっこいい弱虫」「見事な意気地なし」という相反する言葉を使った造語。
はい、RADWIMPSです。
この相反する言葉を並べるのっていいなと思いました。
WWSのインタビューでも答えましたが黒澤明監督の作品にも相反するタイトルが使われています。
「天国と地獄」「酔いどれ天使」がそうですね。
倖田來未の「エロかっこいい」もそうです。
そこからはまたスラング辞典に戻るわけです。
SOLIDEMOの根本。
かっこいい男たちが情緒的な歌詞を歌う。
それはイメージとしてありました。
みんながみんないつも前向きな歌詞の歌を聴きたいわけじゃないと思うんです。
悲しい時に楽しい歌を聞いて気を紛らわすんじゃなくて、悲しい時には悲しい歌を聞いて思いっきり落ち込んだ方がスッキリする時ってあると思うんですよね。
中島みゆきさんを聞くように。
だからそうゆう歌を、聞いてくれる人の気持ちに寄り添うような歌をSOLIDEMOには歌ってもらいたいなと思ってたんですね。
そうゆうコンセプトの元に考えていきました。
SOLIDというのはもともとイメージにありました。
SOLIDは固いとか中身が詰まってるとかの意味があって、それがそもそも良かったんですが、スラング辞典によると超かっこいいという意味でも使われていることが分かりました。
たまたまこの時期SOLIDという舞台の制作をやっていたというのもあり馴染みのある単語だったのでこれをRADWIMPSでいうところのRADにしようと決めました。
さぁ後はWIMPSの部分ですね。
外見的なSOLIDに対して内面的な意味を持つ単語は何かというのを探していると出会ったのがEMOTIONALでした。
ようやく「エモい」という使われ方がされ始めの時ですかねー。
それでこのSOLIDとEMOを足した言葉、「クールでありながらも時に女々しい恋心を歌う、その2面性から名付けられた」=「SOLIDEMO」がようやく完成しました❗️
パチパチパチパチパチ888888888899
あっ、最後9になっちゃった。。。(笑)
いやー、ギリギリでした。7月3日には初ライブがありましたし、その前には業界関係者へのお披露目もあるので、そこまでには必ず決めなければという思いで焦ってました。
でも最後はスッと腹に落ちたのでこの名前で良かったんだと思います。
もちろん造語なので商標登録もバッチリ全て空いてました
インターネット検索しても何も出てこない。
なにやらデモ隊の写真や記事が英語で出てくるくらいでした。
ツイッター検索もそうです。
今ではSOLIDEMOと検索するとデモの記事というのはほとんど出てこなくなりました。
そうゆう意味ではまっさらな名前をつけることはすごくプロデューサー冥利につきるなと思います。
なのでその後BE×DUNKを作るわけですが、その時も既存の名前以外のグループ名をメンバーに考えてもらいました。
造語オススメですよー。
グループ名の由来だけでひじょーに長くなってしまったので今日はここまでにします。
次回は本当にシュネルとの出会いについて書きたいと思いますm(__)m
4月15日に向けてこの連載を完結させようと思ってるのですが本当に終わるんでしょうか?不安です。。。
でも頑張ります!!!
では皆さん、楽しい週末を!名古屋で会える方は名古屋で会いましょう❗️
ナイスさとう