古典占星術は秘伝 | 瀬戸昌吾の古典占星術ブログ

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古典占星術を中心に様々な事柄を取り上げていきます

東洋占術である四柱推命、算命学、易、手相、観相などには秘伝というものがあります。教科書として売っているものの大部分は初心者向けで、ごくわずかに中級者向けがあります。

上級者になるためには誰かに弟子入りして「秘伝」を教えてもらう必要があります。以前知り合った易者の方は「秘伝の1つを教えてもらうのに100万もかかったけど、たいした内容じゃなかったよ」と愚痴をこぼしていました。

テレビを見ていると飲食店で「ここから先は企業秘密なので教えられません」というのをよく見ます。企業秘密=秘伝です。

古典占星術はそれ自体がおそらく秘伝です。古いテキストはラテン語で書かれたもので、長い間英語にすら翻訳されていませんでした。古典占星術のテキストを書いても売れないから、古典占星術を隠しておきたいという二つの理由が考えられます。