本好きが影響して次世代の表示媒体などには特に関心があります。今日見つけた記事。↓


電子ペーパー本格普及へ秒読み、各社の取り組みは?


 何だか最近、電子ペーパーの話題をよく見かけます。2年ほど前に紙媒体の代替となるような技術を調べたときは、ペラペラの表示媒体はまだまだコスト的に実現はないだろうな~と感じてたのに・・・。

 日々いろんな情報に触れますが、情報収集をたまにサボっておくとほんと新しいテクノロジーとかについていけなくなりそうです。特にハックの対象となるようなものは。いつか読んだ記事には、クレジットカードですらハッキングの対象になるってことが載っていました。全てを理解するのは無理だけど、ITリテラシーに関しては特に危機感を感じる。ヽ(;´Д`)ノ


 電子ペーパーに関しては、期待と不安それぞれ感じてます。雑誌とか新聞などに載るような情報なら電子ペーパーで読みたいけれど、厚みのある書籍などはまだ紙で読みたいって思います。グーテンベルクの時代から変わらない紙に印刷された本の形式はまだ変わらないでほしいな。

 本のメリットはパラパラっと検索できる点にあると思います。この情報探索のやり方には、未だコンピュータが及ばない脳ならではのメリットがあるはずです。例えばフォトリーディングのような、脳の潜在的な機能を利用したサーチはたぶんアルゴリズムとして記述できないでしょう(不可能とは言えないが)。

 この電子ペーパーの技術は何も出版物の代替としての利用以外にも利用価値がありますが、殊電子書籍としての普及にかかる期間はそう長くはないだろう。そして次々に本の代わりとして利用するユーザーも増えるかもしれません。特にライフハック関連の分野で利用価値が高そうです。電子ペーパーと旧表示媒体の利用に関して、パソコン世代とケータイ世代の情報との付き合い方の違いがその利用者数に影響するように、今後利用者がどれくらいに分かれるか気になるところです。

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか/ナシーム・ニコラス・タレブ
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 ようやく読み終わり。この本のジャンルは投資・金融となっているけど、この本は広くおススメできると思う。

 本書は、「日常の生活に表れる確立の歪み」についての筆者の鋭い洞察が記述されており、その引き合いに出される内容も金融から文学、哲学など幅広い。最高に知的な読み物でした。(←頭の悪い感想だがそう言わずにはいられない・・・)


 投資の話で言えば、たいていの人は自分が成功した場合に「それは運によるもの」と言われれば腹を立てて運の要素を認めないけれど、失敗した場合には全部運のせいにする、というような行動が多く見られるという点が挙げられる。

 副題の内容からも筆者の主張はよく勘違いされるみたいだが、成功した人やお金持ちは全て運が良かったと言っているのではなく、もっと情報がないなら判断は控えたほうが良いということ。確立の落とし穴に注意すべし・・・。人生は偶然の出会いでいっぱいだ。シグナルとノイズの混同はいけない。

 また、リスクに対する無知による落とし穴について。筆者曰く、人がリスクを取るのは勇気があるからというより、リスクを過小評価しているからであることが多いという点が挙げられている。


 ここで、投資に関してのアドバイス。著者の経験により得た、世界で本当に何か(変化)が起きているかどうかを知るコツというものが気になったので本書からの引用。

 そのコツとは、長い期間同じ設定の画面を見ていると何か重大なことが起きていることを感じ取ることができ、それは価格の変化率が大きいときにだけ注意し、何かの価格が普通の日よりも大きく変化しない限り、それはノイズだと考えるということ。

 投資関連のニュースにはよく小さな変化率でも何か理由を付けた分析が多く(後付バイアス)、それらのほとんどはノイズとして捉えるということだろうか。


 最終章での興味深い指摘について。「情緒が割り込んでくるとき、頭で考えたことは本当に身に付かない。私たちは教室を一歩出れば脳の合理的な部分は使わなくなる。(~中略)正しい見識あるアドバイスや雄弁なお説教は、私たちの中の配線に合わなければ数秒しかもたない。」と述べられている。

 なるほど、鋭い洞察に納得。無論、鵜呑みは良くないが。後は自分で学んで考えるとしよう。


 最後に、本書でよく挙げられる「黒い白鳥問題」についての非常に印象的だと感じたメタファーの引用(今回は引用多いな~笑)。私たちがリスクについてどう考え得るかの参考になるかも。


「現実はロシアン・ルーレットよりもずっとたちが悪い。まず、運命の銃弾に当たってしまうことはもっと稀だ。回転式の拳銃の薬室が六個ではなく何百も何千もあるみたいなものである。何十回か引き金を引くと、人は銃弾が一個入っているのをすっかり忘れ、感覚が麻痺して安全だという錯覚に陥ってしまう。」

 以前に読んだ「ウェブ時代 5つの定理 」の最終章で紹介されたスティーブ・ジョブズ氏の名スピーチの紹介です。


 本ではスピーチの一部が紹介されていましたが、講演の全文を知りたくて字幕付き映像を拾ってきました。このスピーチはスタンフォード大学の卒業生向け講演に招かれたスティーブ・ジョブズ氏が行ったものです。

 ジョブズ氏のスピーチといえば、アップル社の基調講演などで有名だと思いますが、このスピーチはビジョナリーとしての心に響く言葉が詰め込まれています。翻訳文を読むだけでも素晴らしいですが、是非映像で見てみることをおススメします。



Apple創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチ(1)


Apple創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチ(2)



 私個人は、まだ人生経験も浅く彼ほどの波乱に満ちてはいないけれど、これまでの人生の谷を経験したので、スピーチの内容は心に深く響いてきました。自分よりも苦い経験を乗り越えたビジョナリーの言葉には大きなパワーがあります。私にとってはそう大きな資質ではない共感性がここぞとばかりにビキビキッと発揮されたように思います。私もまだまだやってやるぞ~って気にはなりました。


 ジョブズ氏についてのノンフィクション「iCon」を読みましたが、正直彼の人柄は良くも悪くも強烈だと感じました。それでも彼のような人を見ると、世の中にはまだ多くの刺激的な出来事が待ち構えてるんだっていう気になります。そのような刺激があって興奮が続く限りは、何かを学ぼうとか行動しようという気にさせてくれます。


スティーブ・ジョブズ-偶像復活/ジェフリー・S・ヤング
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 今日は若干の曇り空でまだ肌寒い環境でしたが、締め切った部屋で読書するにしてもパソコンのファン音が耳障り。普段の読書中は音楽をかけているけど、休日というものが何となく静かに過ごしたい気分にさせてくるようで、自然の光と音の中で読書に耽りたい!(´□`。)・・・と思った。(読書の雰囲気作りって結構大事だね)


 というわけで、普段は上らないロフト(我が家的には屋根裏部屋のような空間)で読書してみました。

 この空間は冬場は暖かく、夏は溶けそうに暑い。しかし、この季節には心地よい空間です。窓も3つもあり、二方向から日光が差し込み、さらにこの高さだと邪魔する建物が無く、この上ないリラックス空間でした。


 数年ぶりに我が家に戻って以来、今日この快適空間を再認識できて良かったなぁ。(´;ω;`)ブワッ


 そしてなんとなく携帯カメラで撮影。↓


ロフト窓から


 やっぱ自然光、自然風って最高だわぁ。無条件に和む。それにロフト窓から見える風景も空が広くてなんとなく元気になれます。いつも狭い空間でディスプレイばかりを見てると視野が狭くなりそう。


 広い空を見るとどこまでも求めたくなる知的好奇心が湧いてくるように感じます。

  ニュートン先生の言うところの、「真理の大海はまだ、私の前に未発見のまま広がっているのだ。」って気分にさせてくれる。(私はこういう大言壮語を吐ける人間になりたい。)


 パソコンに囲まれて刺激的な情報に触れるのもいいけど、偶の休みにはこういう知的生活も良いものです。

 今日、消化した本はこれ。↓


記憶力・発想力が驚くほど高まるマインドマップ・ノート術


 知っている人は知っている、マインドマップの説明や使い方について簡単に解説した本です。中身はそれほど字数も多くなく、図柄や色もたくさん使い分けられていて読みやすい。マインドマップのライフハック本といった内容です。

 この本はマインドマップの派生本であり、マインドマップの入門書としての利用は本書に譲るとして、マインドマップという思考法についてより詳しく知りたいなら、マインドマッピングを考案したブザン氏の著書がおススメです。私がマインドマップを知ったのも2年ほど前に、書店で何気に手に取って著者の主張とすんなり波長が合ったからでした。


ザ・マインドマップ/トニー・ブザン
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 マインドマップとは、思考や情報、アイデアをコンパクトにまとめてノートを取る方法ですが、普通のノート術とは違い、1枚の紙にあるテーマについて絵や色を使い放射状にまとめます。実際にマインドマップで書かれたノートを見ると、実にカラフルでデザインサビーな外観をしています。

 紙の中心にはテーマが書かれ、そこからブランチ(枝)を伸ばしていき、連想ゲームみたいに思考を広げていきます。マインドマップは描く人によって異なるアートみたいなものですが、ちゃんとルールに沿って描くことが推奨されます。そうして描かれた思考地図は、脳の思考プロセスを視覚化したものといった感じでしょうか。見た目的にも綺麗なマインドマップを見ると、脳のシナプス結合を連想できます。


 ところで、よく学習(記憶)すればするほどその成果は累乗的に上昇するというような謳い文句がありますが、脳科学的な観方ではシナプスの結合は、立体的な3次元結合となっているので、より複雑に多くのシナプスと結合することができ、1つの引き出しから多彩な記憶へと連想することができるようになります。そのため、段階的に学習のレバレッジが増加するということにつながっているのでしょう。マインドマップについても、練習すれば1つの言葉から連想できる記憶が増え、その分だけブランチが伸びていき、多くのイメージを引き出せるようになります。

 マインドマップを描くルールはいくつかありますが、最も創造的なルールだと思ったのは、「輪郭の外側、背景を見よ」というものです。この言葉は、マインドマップは常に創造を求めており1枚の紙におさまらなくとも紙の外側に広がり続けるということを意味しています。そして最後のブランチの先端から紙の外へとつながる新たな連結を脳はすでに探し始めており、私たちがマインドマップを使うことで自分自身の枠を越えて広がってほしいという著者の願いが込められています。


 最後に、本書の中から記憶に関する役立つかもしれないライフハックを一つ。


・記憶に残りやすいプレゼンテーション作りの参考となるヒントを集めた言葉 : 「FLORIA


First (最初)

Last (最後)

Outstanding (目立つ)

Repeat (繰り返し)

Interesting (おもしろい)

Associate (連結)


 話の最初と最後は特に強調されて覚えているってのは経験的にわかりやすいと思います。プレゼンなどで相手の記憶に残るようにするには、特に物語の最初と最後を力強く、聴き手が楽しめるような状況を作るってのが重要です。言うは易しですが参考になれば。