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ソースのブログ

ソースの駄目恋愛

B「ねよっか。」


私「眠くない。」


B「そう?じゃぁ俺は寝る・・・明日早いぞ。」


Bはシャワーを浴びて、部屋へ消えていった・・・。


本当に・・・何を考えてるんだろ。



机の上に、小さな箱に入った指輪が光ってる。



これ・・・ダイヤなのかな・・・・



結婚なんかしたら・・・一生Bにいいように使われてしまう・・・


でも・・・今も大差ないか・・・・。


いや!結婚したら家族になるってことだもん、そう簡単には別れられないし。


絶対無理!ぜったい!!!



Bは・・・寝たのかな・・・。



部屋を覗くと、Bは何も掛けずに裸でうつぶせになって寝ているように見えた。


なんで裸なの?!



もうほっとこう。知らない。



ドアを閉めて・・・また色々考えてると、また頭がズキズキしてきて・・・・眠ってしまった。







嫌な夢を見て、体がビクッとして目が覚めた。まだ夜中か・・・。


なんか頭冴えちゃったなぁ・・・・。


すごい汗・・・気持ち悪い


シャワー借りようかな。





シャワーを浴びてると、ガチャっとドアが開いた!


びっくりして振り向くと、Bが裸で立っている・・・・。



私「え・・・なに?」


B「ちょっとな・・・背中見せてみろ。」


私「なんで?・・・傷なら治ってるよ・・・・」


B「いいから。」



背中を向けると、Bが傷跡をなぞってるのが分かる。



B「悪かったな・・・こんな跡残しちまって・・・。」


私「・・・・・・・・・・・・。」


私「もういいでしょ?どうしたの?」



B「もっと、俺の跡、つけていい?」


私「え?」



Bは私の腕をつかんで、正面を向かすと、掴んだ私の腕に、ナイフを当てた。


B「思い出すか?リストカット。」


私「・・・・・・・・・。」



なんか・・・目が変だ・・・おかしくなっちゃったの??


何かしゃべろうとすると、刺されるんじゃないかと思うくらい、異様な空気を感じた。


B「お前、前言ってたよな・・・あったかいって。」



痛い!!!!!!!



Bが私の腕に当てたナイフをすっと引いた。


シャワーで血が流されていく。


B「これじゃ、よくわからねぇ。」



Bはシャワーを止めて、腕を掴んだまま、くるりと私を回して、背中を向けさせた。



私「痛い!!!腕が・・・折れちゃうよ・・・」


B「静かに。」


痛い・・・・!!!



B「結婚するよなぁ?ソース。」


私「し・・・しない!」



痛い!!!!腕を!!離して!



B「す る よ。多分な・・・。」


Bは腕を掴んだまま、風呂から私を引っ張り出して、寝室に連れて行った。



私「腕を!!!腕をはなして!!」


B「はいはい。」


私「いた・・・・。肩が・・・。」


B「すぐ気持ちよくなると思うけど?」


私「もうやめてよ・・・・」


B「ほら、手、出して。」



無理やり私の左手を掴むと、手のひらにナイフを当てゆっくりと握らした。



私「や・・・やめてよ・・」


B「ぎゅっと握ってごらん。」


私「や・・・だ・・・」


B「大丈夫、握ったくらいじゃ切れないよ。」


私「やだよ!!・・・怖い・・・!!!」


Bほら。」



手のひらが厚くなって、チクチクする!!


Bはナイフを握った私の手をぎゅっと握った。



私「い・・いたい・・いたいよ!やめてよ!!」


声が・・・震える。


B「もっと握らなきゃ。」



ナイフを握った手が震える・・・怖い・・・



B「そう、そのまま。」


そういうのと同時に、Bがナイフを引き抜いた。



私「・・・・・・・・・!!!!」


声が出なかった。


手のひらから、血が流れ落ちる・・・。手が・・震える・・・・



B「あったかいか?」


Bは手をとり、じっと見ている。



私「Bは・・・異常だよ・・・・あ・・・あたまが・・・おかしいんだ・・・」


B「知らなかった?」


Bが手を握り締める!


もう!!こえがでない!!!全身に力を入れて歯を食いしばった。


手がガタガタと震えている・・・・痛い!!いたい!!



B「ほら。」



Bがナイフを差し出した。



B「刺してみろ。俺が嫌いなんだろ?」


右手にナイフを持たせ、体を開けるB


B「刺していいよ♪そしたら結婚は諦めるから。」


B「刺せなかったら結婚しような?」



体がガタガタと震える・・・


何を言っているのこの人は・・・・


人を・・・刺す?!



B「はーやーく。」


B「結婚したいのかな?やっぱり。」



体が・・・・震える!!!止まれ!!止まって!!!


刺すことなんて・・・できない!!!怖い!!!









あ・・・そうだ・・・・・。






いっそ・・・・・。












ドス










おまえ・・・やったな?









そうか、なかなか根性あるもんなぁ。ソース。




流石に病院いったほうが、いいな。




私は、自分の腹に思い切りナイフを刺しました。


目の前が、真っ白になって、体が・・・あったかかった・・・・。

いちろーさんの言っていた事が、ずっと頭から離れなかった。

私は・・・やっぱり頭がおかしくなってしまったんだろうか・・・・・・。


あんなことを沢山されて、それでもまだ一緒にいる。


でも・・・逃げても無駄だろうと言うことは明らかだし、なによりU子のことがある。


誰にも言えない・・・・。誰にも。



あれから大分たつけど・・・・たまに誰かに見られてるんじゃないか、つけられてるんじゃないか・・・・死んだ方がいいんじゃないか、と強く思うことがあった。

気付いたら何時間も経ってることもあったし、記憶が曖昧だったり・・・吐き気はするけど何も吐けなかった。



風呂で頭を洗ってると、手に沢山の髪の毛があって、びっくりすると、手のひらには何もなかったり・・・・・。



やっぱり頭が狂ってしまったのかな・・・・。

だからまだ・・・Bと裸で寝てるのかな・・・・・。



そんな事をずっと考えていると、頭が痛くなって、眠ってしまっていた。別に眠くないのに・・・・。



Bが目を覚ます・・・・。



一緒にご飯を作って・・・一緒に食べた。   私は何をしているのかな・・・・。



B「おい、今日は静かだな。体調悪いか?」


私「別に・・・・何でもない。」


B「ふーん・・・・。今日は仕事休め♪」


私「なんで?」


B「たまにはいいだろ?デートでもしよっか?♪」


私「嫌だよ。明るいうちに外出るの嫌だ・・・。」


B「・・・・・・・・。まぁいいいじゃん♪」


私「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


B「用意してね、行くよ♪」


私「・・・・・・・・・・・・・わかったよ。」



久しぶりに昼間に外に出た・・・こんなに眩しかったかな・・・・。



私「何処行くの?」


B「遊園地でもいきたいか?」


私「やだよ、人ごみはやだ」


B「うそうそ、買い物付き合ってよ。」


私「・・・・・・・・・・・・・。」



街には沢山の人がいた・・・・私とは全くちがう世界にいるんだ・・・・。

私も・・・あのころに戻れたらな・・・・。



私「何処行くの」


B「東京♪」


私「は?!なんで?」


B「折角のデートだからなぁ♪」


私「・・・・・・・・・・・・・・。」



高速に乗って、途中で休憩しつつ、ついた頃はもう薄暗かった。


高級そうなマンションの駐車場に車を止めて、歩き出した。



あのマンションも・・・家とかいうんじゃないよね・・・・・。



B「タクシー拾おうか。」



タクシーに乗って、なんだか見るからにブランドって感じの店ばかりある通りへ出た。


なんか場違いだな・・・私。



B「ここだよ。」


私「え?」


B「入るよ。」



私「なにここ・・・。ハリー・・・???指輪・・・?高そう・・・・でも綺麗だな・・・。」


Bは唖然とする私を放置し、店員さんと話をしています。



Bがにっこりと笑って私を呼んでいます。



B「ほら、ソース。」


私「え?」


B「手、貸して。」


私「は?」



店員さんもにっこりと私を見て微笑んでいます。



B「ほら、左手。」



恐る恐る手を出すと、Bが笑いをこらえています。


B「プププ・・・・ソース、手のひら向けてどうするんだ・・・・プクク・・・・だめだ・・・・笑いが・・・・ククク」


B「ソースは可愛いな。」


私の頭をくしゃくしゃに撫でた後、私の手のひらをくるりと返し、薬指に指輪が通ってきました。



・・・・・・・・・・・・・・・・。



私「え?????」


B「ソース・・・プププ・・・頭くしゃくしゃ」


私「は?何?コレ何??」


B「俺の気持ちだよ♪」



私「きもち・・・・????」



B「そう。結婚しよ♪」



私「あ・・・・・・・・・・・は?え?」



店員さんが感動して小さく顔の前で手を叩いてます・・・・・。


私は・・・・くしゃくしゃの頭で・・・・ぽかんと口を開けたまま・・・・ぽけーっとつったっていました。




その後、Bは色々高級そうな店を回って、色々と買い物をしていましたが・・・・



頭が真っ白です。



これは。。。結婚指輪・・・・なんですよね・・・・。なんで?なにが?


いみがわからない・・・・・・・・。



B「今日は泊まって、明日帰るよ」


私「は・・・はぁ・・・・。」



高級そうな日本料理を食べて高級そうなマンションに着いて、当たり前のように部屋へ入っていくB。


口をあけて、アホそうな顔をしてついていく私・・・。



私「ここは?」


B「家みたいなもん。」


私「みたいな、もん?」


B「まぁいいじゃん♪」



B「ソース、指輪気に入ったか?」


私「・・・・・・・・・・。」


B「違うのがいいか?」


私「・・・・・・・・これ・・・けっこん・・・・。」


B「ああ、結婚指輪。」


私「結婚って・・・・なんで?」


B「昔から言ってるだろ?好きだ。愛してるって。」


私「私の気持ちは・・・?私が・・・なんでここにおとなしくついてきてるか・・・わかる?」


B「うーん・・・脅されてるから♪」


私「わかってんじゃん!!!!なのになんで?結婚なんて私がするとでも言うと思った??結婚なんてできるはずないでしょ?分からない???」


B「分かる分かる。」


私「じゃぁなんで??」


B「おまえもさぁ・・・・今の暮らし、嫌いじゃないだろ?」


私「え・・・?」


B「俺が笑うと、お前も笑うじゃん。」


私「・・・・・・・・・・。」


私「でも・・・信用できない。また何か考えてるんでしょ?」


私「いままでBが私にしてきたこと・・・忘れてないでしょ?それなのに、なに?」


B「そうだな。じゃぁ、また、言うことを聞かせるだけになるけど、いい?」


私「そうやっていつも私を脅して・・・・あんたと結婚するくらいなら、死んだ方がましだよ!!!」



私は指輪を外して机に叩き付けた。



私「Bは、昔、暴力じゃ引き止めることはできないっていってたじゃん、お金だでってできないよ!」


B「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



背筋が凍った・・・・一瞬、怖い顔をしたから・・・・・・。



私「け・・・結婚ばかりはお互いが同意しないと無理だよ、勝手になんてできないし、私は絶対・・・・ぜったい嫌だから!!」


B「・・・・・・・・・・・・。言いたいことは言ったか?」


B「ほら、指輪つけろよ・・・よく似合うよ・・・。」



私「いらない。」



B「ほら、ソース。」



私「いらない!私は・・・Bのことを何も知らない!なんでもはぐらかすし、何もおしえてくれない!何を考えてるのかもわからない!」



B「ほら。」


B「怖いか?俺が。」


私「怖いよ・・・結婚なんて絶対できない。」


B「そっかー、寂しいこと言うよなぁ・・・。」


B「じゃぁ、考えとけよ。」


私「答えは変わらないよ。」


B「そうかな?」



絶対結婚なんてできない!!!何を考えてるんだろう・・・・。

あれから、なんだか頭がぼーっとしたり、イライラするような間隔も無かった。


ごく普通の精神状態で、ご飯も食べれた。


バーには毎回Bが送り迎えしてくれて、私がバーにいるときは、Bもバーにいた。


幸い、接客業なので、笑顔も作れたし、あれからしばらく、Bは私に手を出さなかった。朝方仕事が終わって、昼過ぎまで寝る。


そんな生活が続いてた。


私も背中の傷が治って、Bの優しい顔に、少しづつ、安心感を覚えるようになった。



偶然その日は、Bがバーにいなかった。


まだ早い時間に、28が店に入ってきた。


やばい!


なぜかやばいと思い、全身がドキドキと動き、汗が吹き出て出ました。


いちろーさんが、ちらっと私を見て、「いらっしゃい、お久しぶりです。」と相手をしている。



に・・・逃げたってしょうがない。よく分からないけど、Bは話をつけたっていってたし!



特に自分から声をかけることはしませんでしたが、すぐに気付かれました。



28「あ!!!!ソース???」


また体がビクっとしました。


28「なにやってるんだよ!!こんなところで!!!!」


私「え・・・仕事?・・・エヘヘ」


28「そんなこと聞いてないよ。つーか働いてるのか?」


私「「うん。」


28「ここ、Bの店なんだぞ。」


私「知ってるよ。」


28「Bと・・・・付き合ってるんだってな・・・・。」


私「え?そ・・・そうなのかな?・・・ハハハ・・・・。」


28「Bから連絡があったよ。俺が浮気してから、色々相談したんだってな・・・・。」


私「え?・・・・あ・・・・うー。うん。そうかな?」


28「しょうがねぇよな・・・・Bにも怒られたよ・・・・。」


私「そうなの・・・ふーん・・・・。」


28「真面目に聞けよ!」

私「はいすみません!聞いてます!」


28「・・・・・・・・・・。」


私「・・・・・・・・・・・・。」


28「元気そうだな。」


私「はぁ・・・なんとか・・・・。」



すると、Bが戻ってきました。



Bの顔を私が見つめると、Bは「??」という顔をしています。



B「ん?どした?あ、おお!28か!」


28「久しぶりだなぁ!たまには飯くいにきてくれよ!」


B「わりーな!なかなか忙しくてよ!」



あなたたち・・・なんてなかがよさそうなの・・・・。悲しくなるよ・・・私は・・・・



B「今日は?何飲む?」


28「ああ、いつものでいいよ。」


B「わかった」



28とBはとても楽しそうに会話をしていました。



私はもう気にしないようにして、もくもくと氷を砕いていました。


いちろー「ソースちゃん、今日は暇だし、丸氷の作り方教えてあげようか?」


私「え?あ、お願いします。」



いちろーさんは気がきくなぁ・・・・。なんだか申し訳ない・・・・。



2人で氷をカシカシしながら、その日はボトルを拭いたり、ビールサーバーの掃除の仕方を教えてもらったりしました。



28が飲みすぎてカウンターで眠りこけています。


私「あの・・・・もう帰った方が・・いいんじゃないですか?」


28「う・・・・?ソースか?ソース・・・・・。」


私の腕をつかんできました!


私「え!あ、!あの。。。。えっと・・・・。」


B「おい!起きろよ!もう閉めるぞ~。」


28はビクっとして起き上がると、「またくるな~。」と言って帰って行きました。



B「28は本当よく飲むよな~。」


B「今日はお前、閉店てつだってけ。」


私「え?あ、うん。わかった」


B「ちょっとあいつおくってくるわ。」


私「わかった。」



Bはバタバタと店を出て行きました。


いちろー「閉店しようか。」


私「はい。」


いちろー「ソースちゃん・・・本当にBさんと付き合ってるんですね・・・。」


私「え?・・・そ、そうなのかな・・・よくわからないけど。アハハ・・・。」


いちろー「・・・・・・。あの人、ヤバイですよ?」


私「え?・・・・・あ・・・・うん。知ってるよ。」


いちろー「そうですか・・・・。ソースちゃん、いい子だから・・。」


私「あ・・・心配ないっすよ。大丈夫です。」


いちろー「あのさ・・・なにかあったら、店でもいいから連絡しなよ。」



私は、久しぶりに優しく、当たり前の意見を聞いて・・涙が出てきました。



いちろー「え?あ・・・どうしよう。」


私「ありがとうございます。本当に。」


私「でも・・・・もう・・・・遅いですから・・・・・全て・・・・。」


いちろー「・・・・・・・・・・・・。」


いちろー「逃げようか。」


いちろー「今すぐ、にげよう!」


私「何言ってるんですか・・・・無理です。私だって・・・何度も逃げました・・・・・・。」


私「本当に有難う御座います。気持ちだけで、十分ですから・・・・。」


いちろー「そう・・・・。」


私「気にしないでください。有難う御座います。」


いちろー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



車の音がします。Bが戻ってきました。


B「閉店終わった?」


いちろー「はい!」


B「じゃぁ、、お疲れ様、いつもありがとね♪」


いちろー「い・・・いえ!」


B「ソース、いくよ?」


私「は、はい。お疲れ様でした!」


B「あいつベロンベロン。彼女と別れたみたいだな~。」


私「そっか。」


B「あ、未練アリ?」


私「あるわけないじゃん・・・・。」