夢を見た。
私は真っ暗闇を歩いてる・・・・。ふと光が見えて、どんどん光が広がっていく・・・・・U子だ・・・・・。
U子が暗闇を照らしながら歩いてくる。U子は手を伸ばし、私に行こうという動作をした。
私がU子の手を取ると・・・まっ逆さまに落ちていって ドシャッ! とU子が落ちた時と同じ音がした・・・・。
目を開けると、U子が叫んで泣いている・・・・。ああ・・・落ちたのは私か・・・・。何を叫んでるの・・・?
「お ま え の せ い だ」
U子!!!!!!!!!!!!!
大汗をかいてベッドから飛び起きる。
何度この夢を見ただろう・・・・。U子・・・・U子・・・!!!
B「どうした・・・?」
B「泣いてるのか・・・?」
Bは私が飛び起きるたびに、優しく抱きしめてくれた・・・・。
抱きしめてくれると、心が落ちついて、眠れた。
私「今日・・・お墓参り行ってくる・・・・。」
B「また?!」
私「だって・・・U子がまだ私に一緒に行こうっていうんだもん・・・・。」
B「そうか。」
私「店には自分で行くから。」
B「遠いだろ?迎えに行ってやるよ。」
私「いい。」
B「そうか、わかった。」
私は花と、U子が好きだったお菓子、それからキャラクターのぬいぐるみを持ってお墓に向かった。
私「あ・・・お母さん・・・。」
U子の母親が、お墓の片付けをしていた。
私「こんにちわ・・・。」
母「あ、ソースちゃん・・・よくU子に会いに来てくれてるみたいね。」
私「え・・・いや・・・・。」
母「ありがとう。」
U子の母親はそういって、私の持っている花やぬいぐるみを供えてくれた。
母「このぬいぐるみ・・・部屋にまだいっぱい残っててね・・・・。」
母「ソースちゃん、時間あるの?」
私「はい、構いませんけど・・・。」
私はU子のお墓に手を合わせ、U子の母親とファミレスに入った。
母「お葬式が終わってからね・・・・変なことばかりあったの・・・。」
私「え?変なこと?」
母「そう、U子の部屋から音がしたり、ぬいぐるみの位置が変わってたり・・・。」
母「ソースちゃんは何か変わった事ない?」
私「ゆ・・・・夢を見ます・・・。毎日同じ夢を・・・・。」
母「夢?」
私「U子が・・・私を呼ぶんです・・・・。」
母「そう・・・・。」
母「明日四十九日なのよ・・・きっと明日、U子は天国へ行くんだわ。」
私「そうですね・・・・。」
私「私・・・私が無理やりU子を部屋に連れて行ったんです・・・・。」
母「え?」
私「U子が飛び降りた日・・・。薬をやめさせようとして、無理やり部屋に連れて行ったんです。」
私「私が・・・連れて行かなければ・・・U子は・・・飛び降りたりしなかった・・・。」
母「そうかも・・・しれないわね。 でもね、ソースちゃん。」
母「あの子は、どうやって薬に手を出したか、全く分からないんだけど、ソースちゃんが連れ出してくれなかったら、あの子は一生、生きる屍。自分から抜け出せない世界に、自分から入ってしまったのよ・・・。 だから、そこから引っ張り出してくれたソースちゃんには、感謝してるんじゃないかしら?」
あの世界に閉じ込めてしまったのは・・・私なのに・・・・。
お母さんは・・・何も知らないんだ・・・・。
私は・・・うつむいたまま・・・何も言えず・・・ごめんなさい。と謝った。
お母さんが肩に手を置いて、謝ることは無いと言った。
私は・・・私は・・・・・・
ずっと謝り続けた・・・・ずっと・・・ずっと・・・・