あれから、Bはべったり甘えるようになった。
本当に同じ人とは思えない・・・多分あなたが多重人格だよ・・・・。
仕事にまた復帰して、大分お客さんにも顔なじみになってきた。
仕事が終わると、Bは「はい♪」と指輪を差し出した。
B「今度、お母さんに会いに行くよ♪」
私「・・・・・Bの両親は?」
B「いないよ、とっくに死んでる。」
私「そう・・・・じゃ、親戚は?」
B「いないよ。」
B「ソースは親父がいないんだよな?」
私「うん。」
B「兄弟は?」
私「いない。」
B「じゃぁ、ソースさんをください!って言えないジャン!!!」
私「しらないよ!」
B「本当にいいんだな?」
私「いいよ。何回も聞かないでよ・・・。」
後日、母親に会いに行き、あんた老けたわ、といわれつつ・・・結婚式は挙げずに、籍だけ入れると伝えた。
お母さん・・・喜んでるなぁ・・・・。
まぁいっか・・・。
その足で、またアパートに来た。
私「何しに来たの?」
B「U子ちゃんが会いたいっていうから。」
私「は?私に?」
B「いや、お れ に♪」
私「は?なんで?」
B「フフ・・・そう怒るな。」
部屋は、少し雰囲気が変わってた。古いのと、キツイ匂いは変わってなかったけど、キッチンが使われているみたいだし、家具も増えてた。
U子「あ、Bさん!」
U子は大分派手になってた。
椅子にはあの時の男が座ってた。
私には目もくれず、Bが何かを手渡した。
私「何渡したの?」
B「あ?ピル。」
私「え?」
B「U子ちゃん一回妊娠したらしいんだよ。それでピルが欲しいって。」
U子・・・・。
U子は目も合わせてくれない。
U子はさっそくピルを飲んで、男といちゃついている。
私「・・・・・・・・・・・・・・・。」
私「私、外にいるわ。」
B「おう。」
私が外にいると、また何人か男が入っていった。
U子・・・・・。
「あれ?ソースちゃんでしょ?あ、やっぱそうだ~」
え??
顔を上げると、前襲われた時にいた、女の人だった。
女「どうしたの?大分健康そうね。」
私「いや・・・別に。」
女「今中に女の子いるじゃない?あの子すごいよ。」
私「なにが・・・ですか?」
女「薬。そのうち死ぬかもしれないね。」
私「え・・・・?」
女「薬が切れると物凄いのよ、それを面白がってあいつらはSEXしてるみたいなんだけど。」
私「・・・・・・・・・・・。」
私「あの子・・・・私の友達なんです・・・・。」
女「そうなの?」
私「私が・・・巻き込んでしまって・・・・。ずいぶん変わっちゃった・・・・。」
女「女の子は普通そうなるよ、あの子は薬漬けになっちゃったけど、あんたがそうやってピンピンしてるのが不思議だわ。」
女「Bは、本気でアンタが好きなのかもね。女なんて売り物にしか見えてないのにさ。」
私「U子を・・・助ける方法はないですか?」
女「無理無理。」
私「だって・・あなただってピンピンしてるじゃないですか!」
女「私はもともとそういうところにいたのよ。それに薬はやってないよ。たまたまBと気が合って、たまにこうやって遊んでいいものもらってるだけ。」
私「いいもの・・・?」
女「そう、草。」
私「くさ?」
女「そう、草。」
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、ああ、あれのことか・・・・。」
女「じゃぁ、またね♪高そうな指輪して、幸せそうじゃない」
私「え・・・あ、これは・・・・」
手を隠しても遅かった。
女「いーからいーから。誰だって、自分が一番幸せになりたいのよ。」
女「じゃね。」
そういって女の人は部屋に入っていった。
しばらくして、Bが私を呼んだ。
部屋に入ると・・・煙い・・・!
狭い部屋でみんながタバコすうもんだから・・・!!!
隣では、相変わらず、U子がSEXしている。
B「ソース、タバコいる?」
私「いらないよ・・・すごく煙いよここ。」
B「あ~、久しぶりにいいな、これ?」
女「そうね~、これ、いいわ。」
女「ソースちゃんもどうぞ。」
小さなパイプが回ってきた。
私「いらない。」
B「ソース、大丈夫だから。」
私「いらない!」
B「はは、怖いなぁ・・・ソースちゃんは。」
B「じゃぁ俺いくわ。これもらってくな~。」
女「ソースちゃんまたね。」
私「・・・・・・・・・・・・・・・。」
そのとき、U子が私の名前を呼んだ。
振り返ると、U子が裸で・・・ちいさく震えながら・・・私をじっと見つめている・・・・・。
U子「そ・・・・ソース・・・・・・。」
私「U子?!」
U子「結婚・・・・する・・・?」
私「え・・・あ・・・その・・・。」
U子「私が・・・・あんたの代わりになったの・・・・・」
U子「あんたのせいで・・・・・あんたの・・・・せいで・・・・」
ふと、U子の表情が変わった。
U子「そーす・・・助けて・・・・・助けて・・・・どうして助けてくれないの・・・・ソース・・・・」
U子「助けて・・・・・。」
私「U子!」
私「B!もう十分でしょ?U子を帰してあげてよ!」
B「帰したら、多分死ぬぞ。」
私「死ぬ?」
B「ああ・・。薬が欲しくて・・・もうイカレてるしな。自殺するだろ。」
私「私は・・・死ななかった!」
B「俺が傍にいたからな。それにお前も一回自殺してるじゃねーか。あ、1回じゃねーか。」
B「誰かいたってそうなんだ。一人じゃ確実に死ぬ。」
U子は男に連れて行かれ、粉をあぶって吸っている・・・。
U子・・・・。
私「し・・・しばらく、わたしとU子を、あのワンルームに住ませてくれない?」
B「どうするんだ?」
私「U子を・・・なんとかしなきゃ!私が傍にいてあげるのよ!」
B「無理無理。絶対無理。U子ちゃんに余計辛い思いさすだけだ。」
私「そんなこと・・・!ここにいるよりましだよ!」
B「ここの方が幸せだよ、きっと。」
私「おねがい!」
B「・・・・・・・・・・・・・・・。」
B「じゃぁ、好きにしろ。まぁ、無理だ。」
B「とりあえず1週間一緒にいてみろ。すぐ分かる。」
私「・・・・・・・・・・・・。」
B「一週間、この子かりるよ~。」