それからというもの、大変だった。私の謎の人格はメキメキと頭角を現し、どっちの時間でいるのが長いのか分からなくなった。
酷い時は、気付いたらSEXしてたり、オナニーしてたり・・・。
どうやらBは扱いに慣れてきたらしい。
B「おい?今どっちだ?」
私「え?なにが?」
B「あ、ソースだ♪」
B「俺ソースの方がいいよぉ・・・・。あいつこえーよ・・・」
私「でも・・・変なことさせてるじゃん・・・。」
B「?知ってたのか?」
私「途中で気付くことがあったから・・・。」
B「そうかそうか♪」
B「でも俺はソースのほうが好きだ!」
私「あっそう・・・。」
私「治せないのかな・・・これ。」
B「俺と結婚すれば治る!」
私「は?馬鹿じゃないの。」
B「げ?今のは?」
私「私!」
B「まぁ、とりあえず、普段の生活に支障が無い程度にしなきゃな・・・。」
B「今日仕事いこっか。」
私「でも・・・・やばいよ・・・。」
B「大丈夫!俺にまかせろ。」
仕事中は別に何も変わったことはなかった。後でBに聞いても、いつもどおりだったと言うし・・・。
B「大丈夫だったろ?」
私「うん。」
B「お前、多分二重人格じゃないな。」
私「は?」
B「U子ちゃんのことがあって、流石のソースも参ったんだろ。」
私「・・・・・・・・。」
B「治るよ、それ。」
B「ソースは単純だから♪」
Bにそう言われた後も、おかしなことは何度もあった。
自分が怖い・・・。
B「ソースは優しいからさぁ、自分の思ったこと全部飲み込んで、我慢してるんだろ?」
B「誰かの為に、自分を犠牲にする。」
B「とっても美しいけど・・・。」
B「それは、間違ってる。」
B「全部はいてみろ、お前のその変な病気はそれが正体だ。」
私「・・・・・・・・。」
私「家に帰りたい・・・自由になりたい・・・笑いたい・・・・U子・・・・・お母さん・・・・会いたい・・・・死にたい・・・生きたい・・・・U子・・・・ごめん・・・・私・・・・帰りたい・・・・帰りたい・・・・全部忘れて・・・帰りたい・・・・・。」
B「それだけ?」
私「Bなんて・・・大嫌い・・・・狂ってる・・・・殺される・・・死んでよ・・・私を自由にして・・・」
B「U子ちゃんは?」
私「U子なんてどうだっていい!!!!!!もう殺せよ!!!全部!!!死ねよ!!!死ねよ!!」
Bがぎゅっと抱きしめる・・・・。
暴れる私をぎゅっと抱きしめているうちに・・・・自分の意思とは関係なく・・・・言葉が出てきた・・・・
「幸せになりたい・・・・私は何も知らない・・・・・幸せに・・・・いつも笑って・・・Bと・・・・幸せに・・・・。」
あれは・・・私の言葉だったんだろうか・・・・私の口がそう、言ったんだろうか・・・・・?
今でもよく分からない。
でも、心が、ふっと軽くなった。
Bが、涙を流している・・・・こんな顔・・・初めて見た・・・。
私「泣かないで・・・・。B・・・どうしたの?泣かないで。」
B「ソース・・・。」
私「どうしたの・・・?怖いの?・・・よしよし・・・いい子・・・・。」
私「寂しかったの?・・・・じゃぁ・・・一緒にいてあげる・・・一緒に。」
Bはそのまま泣いていた。
なんで・・?泣いていたんだろう。
Bの涙を見て・・・今まであった全てを・・・許した。
全てを・・・・。