でも、今日は嬉しいことがあったので、ぜひ書き留めておきたい。
実は、来週の仕事の予定が狂い、1日だけ夜通し作業をしないといけない。
先日より仕事の出来る子が1人来なくなってしまったので、彼抜きでこの仕事を乗り切る案を考えていたわたしたち。
チームのムードは前より格段に良くなったので、何とかなるとはおもうけど、やっぱり何かと心配事はあるわけで。
メインの子達を昼と夜の半分に分け、サポートのメンバーを追加して、夜は社員の責任者が一緒に作業をこなすことになりました。
でも、夜の作業は今までもやったことないし、どう考えても大変な作業になりそう。
夜の作業に回ったリーダーのIくんに「大丈夫?」と聞くと、レギュラーの1人Sくんがいればなんとかなると言う。
でも、なぜか分からないけど、Sくんにそのことを伝えるのをためらっているよう…。
ところが、今日、思いもかけず、わたしと責任者とSくんの3人で話す機会があり、夜の部をやってもらいたいと直談判。
それでも「夜ですか~」とあまり乗り気ではない様子。
しかたない。奥の手を出すか…。
「でもね、Sくんがいるんだったら出来ると思うって、Iくんは言ってたよ。彼を助けてあげてくれない?」と話してみたら、見る見る間に顔が明るくなり、ボソッと「ホントすか。嬉しいっすねー」だって。
ホント?迷惑じゃない?大丈夫?と何度も聞いたのだけど、「いや、オレ、夜やりますよ。大丈夫っすよ。」と心強いお答え。
なんか、おいしいとこだけ持っていっちゃったみたいで、心苦しかったのだけど、Sくんの顔が本当に嬉しそうだったので、結果オーライでいい事にしておき、打ち合わせのときにIくんに伝えると、彼も嬉しそう。
「なんか、Sくんが可愛く思えてきた」なんて言っちゃって。
この二人の、どう見ても、仲の良い先輩と後輩という図式は、わたしの心を仕事以外の何かで満たしてしまい、わたしもふわふわと落ち着かないくらい、嬉しい気持ち。
あとでIくんをつかまえて、ちゃんと自分の口で伝えたかどうかを確認したのだけど、どうやらSくんのほうから「夜やります」と話してきたとのこと。
しかも、一日中、Sくんのテンションが高くて、参ったと。
実はこの二人、あまり自分の感情を表に出さないタイプなので、わたしも正直驚いてしまったのですが。
要するに、Sくんは言葉には出さないけれど、実はIくんを慕っていて、IくんがSくんを頼りにしていたことがものすごく嬉しかったのですね。
で、Iくんはそういう反応をしたSくんが、今は可愛くて仕方ないという。
普段から仲はいいと思っていたけど、IくんもSくんもお互いそういうことを口に出したり、態度に出したりするタイプではないので、イマイチ分かりづらかっただけなのね。
たまにはわたしのおせっかいも、役に立つことがあるみたい。
なんて、思い出しては1人にやけてしまうわたし。
「わたしも頑張るからね!」と言うと、素直に「はい」と答えるIくん。
わたしもあなたが可愛くて仕方ないよ。本当に。
注:ちなみに、頭を悩ませていたのは、Sくんたちのほうの1人で、Iくんはもともとわたしが信頼を寄せていたアルバイトくんです。