肩甲骨(英語では、scapula)については、以前、
肩を構成する骨 の中で触れましたが、もう少し踏み
込んだ内容を書いていきたいと思います。
こういった話しは解剖学用語が多く、日常生活で
即役立つわけではありませんが、英語圏でマッサージを
受けたり、整形外科(英語では、orthopedics)に
行くことがあれば、自分の症状をより正確に描写したり
先生の言っていることをよく理解できたりします。
ちなみに、Jさんは、
骨盤(pelvis)や
筋肉が収縮する(contract)といった単語をスポーツ
マッサージを受ける中で覚えました。
話しが少し逸れましたが、
まずは、肩甲骨の基本的な6つの動きについて押えましょう。
elevation: 拳上
depression: 下制
retraction (adduction): 内転
protraction (abduction): 外転
upward rotation: 上方回旋
downward rotation: 下方回旋
字面を眺めるよりも、図を見た方が頭に入りやすいと思います。
![Scapular Movements](https://stat.ameba.jp/user_images/20150929/05/sjenglish/d6/a5/j/t02200138_0590037013438892275.jpg?caw=800)
depression というと憂鬱だという感情や不景気を意味する単語だと
思ってしまいますが、こういったトピックでも使われるというのは
新しい気づきでした。
がっかりして肩が下がる、というのと関係しているのでしょうか!?
外転のabductionもちょっと意外でした。
何しろ、第一義は「誘拐」で、その意味しか知らなかったので。。。
この投稿で参照した英文記事は、こちら 。
肩甲骨の6つの動きを意識したストレッチは、チューブを使うと
効果的に行えます。