お世話になります。エスジェイオートサービスの金井です。
9月ももう月末。だんだん涼しくなってきたかと思えば、まだ暑い日が続いています。
そんな中、当店に買取で入ってきたトヨタのクルーガーという車。
13年式で、走行距離は多めですが、綺麗でとても快調な車です。
と、思ったら、
エンジンチェックランプ点灯。
調子もよく、特に目立つ故障も無いのですが・・・。
とりあえず、当店にある簡易的なエンジンコンピューターの診断機で見てみると、
このようなコードを読み取りました。
整備工場などにあるかなり高性能なコンピューター診断機には程遠いのですが、何がダメかくらいは解るのでとても助かっています。
コードを調べてみると、「O2センサー」の片側が故障しているとのこと。このくらいの年式のトヨタ車だとよくある故障です。
O2センサーとは、排ガスの中の酸素を検出するセンサーで、故障してもすぐにはエンジンがかからなくなったりはしないのですが、放っておくと、燃費が悪くなったり、アイドリングが不安定になったりと様々な不調が出てきます。車によっては2つあったり、4つあったりと色々で部品代も高額な場合もあります。メーターの中にチェックランプが点きっぱなしというのも気持ち悪いですね。
とりあえず外してみると・・・。
あぁ、真っ黒。
つけるとすぐに真っ黒になってしまうみたいなのですが、実際見てみるとこりゃダメだと思ってしまいます。
普通の工具では、交換するのが難しい(配線が絡まってしまう)ので、
センサー等を外す専用のソケットを使って交換しました。
あぁ、無事完了。チェックランプも消灯しました。
工具さえあれば意外と簡単な作業ですが、マニホールドの周りは、ちょっとエンジンかけただけでもすぐ熱くなりますので、自分で交換される方は、気を付けてください。
・・・自分はちょっとだけ、やけどしました。