ミャンマーの会社で家族で経営されているところに今回は訪問した。
その奥様が今回の尊い人。
彼女はもともと環境省にお勤めだったそうでミャンマーの市町村をたずね、飲み水についての一連の業務をされていた。
悪い水はのまないという研修だとか、いい水が行き渡るまでの管理だとか、水に関しての業務は多岐にわたっていたようだ。
国の仕事といってもそんなに収入が保証されるわけでもなく、自分の資産をつかって、セミナーをひらいたり井戸を作る活動をしたりとしていらっしゃったらしい。
今の仕事に変わったのは、そんな仕事をしていては家族がばらばらで一緒に暮らせないという不自然を感じとったから。
色々葛藤はあっただろうとおもうけれども、その環境省の仕事をやめて、旦那さんの仕事を手伝うようになった。
旦那さんの仕事は、農村の青年たちを日本の企業に働き手として送り出す派遣会社だったのだが、奥様はこう考えたそうだ。
少しでも多くの若者を日本などの先進国に送り出し、技術をえてミャンマーの経済を活性化させること。
お金があれば水もいい水になり、なにもしらずに悪い水で病気になるひともへるということ。
明確な目的がある人は美しい。
美しいとは外見のことをいっているのではなく、姿形精神面の調和が全て一致してるので美しいということ。
まだあって2度目の私などに、その思いをしっかり語ってくださるのは純粋に感じ入った。
この経験(感じたこと)は今後の人生になにか悩みやら問題が生じたとき、参考にさせていただくだろうなと想像している。
備忘です。。。。