イッツ・オゥンリー・ア・ペイパームゥーン♪...って有名な歌、
ありますよね。

ナット・キング・コール他、いろんな人に歌われてる、あの曲。

歌詞に出てくる"PaperMoon"って、具体的にはどういう物
なんだろう
と、以前から気になってました。

直訳すれば『紙の月』で、
『作り物、まやかし』といった意味で使われる
という説明は僕も知ってたんですが、どうも、今一つ
ピンと来なかったんですよね。

今頃になって知りました。
具体的には、こういう物だったんですね。
 ↓(動画を再生してみて下さい。)

【It's Only A Paper Moon - Abbie Gardner


詳しい説明は、こちらのブログ
(→ イッツ・オンリー・ア・ペーパームーンIt’s Only A Paper Moon
にありますが、「ペーパー・ムーン」は、実際には、紙よりもう少し丈夫な、
板などで作られていたようです。

個人がカメラを所有することがまだ一般的でなかった時代、
「ペーパームーン」を背景に記念写真を撮るという行為は、
人生の幸福な時を記録する意味があった
、と。


“It’s Only A Paper Moon” 1932 (Arlen / Rose / Harburg)
 lyrics(歌詞)

Say, its only a paper moon
Sailing over a cardboard sea
But it wouldn’t be make-believe
If you believed in me

Yes, it’s only a canvas sky
Hanging over a muslin tree
But it wouldn’t be make-believe
If you believed in me

Without your love
It’s a honky-tonk parade
Without your love
It’s a melody played in a penny arcade


It’s Only A Paper Moonイッツ・オンリー・ア・ペーパームーン
(訳詩)

それはただのペーパームーン
厚紙の海を帆走してゆく
でも、見せかけのものにはならないわ
(それって信じることはできないわ)
あなたが私を信じてくれているなら

そうよ、ただのキャンバスの空
モスリンの木が垂れ掛かっている
でも、見せかけのものにはならないわ
(それって信じることはできないわ)
あなたが私を信じてくれているなら

あなたの愛がなければ
こんなのは、から騒ぎのパレードだわ
あなたの愛がなければ
こんなのは、ペニーアーケードで演奏されるメロディよ



...たとえ、紙で作られた見せかけの月であっても、
あなたが私を信じてくれれば本物に思える、みたいな感じかな。

明るいメロディで歌われる、この屈託のなさはいいですね。

早いもので、GW連休最終日。
今夜も、空は晴れ渡っており、夜空には、明るい、大きな月が見えます。

綺麗な月を眺めながら、80年前に作られた、こんな名曲を聴くのも
悪くないですね。

【It's Only A Paper Moon/Nat King Cole】