こんにちは!
おうち英語アドバイザーとして、準備中のナツメグです
娘が「さかな」を言えなくて、「かかか」と言ったものの、
面倒になったのか「かっか」と言っていたのに、
最近、「さかな」と言おうとして、うまくいくときと、
よくわからなくなったのか「なかた」と言っている娘にメロメロです
さて、昨日のブログの続きです。
非認知能力とは、『私たちは子どもに何ができるのか 非認知能力を育み、格差に挑む』ポール・タフ によると
①教えることができる能力
②子どもをとりまく環境の産物←子供自身が「何かしなければならない」ではないことがポイント
です。
では、子どもを取り巻く環境のなかでとりわけ、子どもに関わる大人の関わり方によって、子どもの非認知能力を引き出した事例を紹介します。
① エリザベス・スピーゲル
ブルックリンの公立高等学校の教師。生徒の多くは有色人種で低所得層。
チェスクラブを、全国選手権でも勝ち上がれる強豪チームにした。
生徒たちは、チームへの帰属意識、目標を高く持つこと、自信を持つ、試合に負けても対処できる忍耐力が育っていた
どうやって?
→スピーゲルはチェスの話しかしなかった。生徒たちの試合を彼らと一緒に熱心に分析し、彼らがおかしたミスについて詳細まで率直に話して、どうしたらよかったかを理解させる。生徒たちのプレーを注意深く、細かいところまで見つめることで、彼らのチェスの能力だけでなく、生活全般の取り組み方まで変えた。
② ラニータ・リード
美容師。青少年支援プログラムでパートタイムとして働いている
困難と苦痛に満ちた子供時代を送り、殴り合いのけんかををしていた17歳の少女キーサが、より粘り強く、打たれ強く、楽観的になり、自制できるようになった。
どうやって?
→数ヵ月のあいだ、リードは多くの時間を割いてキーサと話をした。(略)キーサの抱えるトラブルについて聞き、姉のようにアドバイスを与えた。(略)虐待されてきたキーサに同情を寄せ、親密な関係を築きながら、同時に、人生を変えるには多大な努力が必要だとわからせた。
非認知能力は、学校や塾で勉強を教えるように、
忍耐力のワークシートをやる、とか
自制心を持つことの説明を聞く、とか
とは、教え方が全く違うのだと分かります。
「こどもにこうなってほしい」から、大人が〇○をする、
というのではなく、
そういった展望を持ちながらも
大人が、子供を生かしてうまく導きながら何かを一緒にすることで、子どもの非認知能力は育っていくんだと思います。
だから、おうち英語も一つの手段だと私は思っています。
結果、「なんだか英語力がいつの間にかついちゃってた~」
を、一緒に目指す親でいたいですし、
そんなおうちの方をサポートできるお仕事をしたいです