【短】 とらいあんぐる。 | ウォンキュ☆ひたすら妄想~

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superjuniorのシウォン(siwon)とキュヒョン(kyuhyun)のふたり
ウォンキュ(wonkyu)がベースな小説展開中。
が、いろんなカプも活躍中!!


twitter→@won_kyu7



珍しく穏やかな病棟だった。
キュヒョンとウニョクはナースステーションの
連絡掲示板の前で、貼り出された知らせを見ていた。



「あぁ~、もうそんな時期かぁ~」

「だね…わざわざ来なくてもいいのに。」

「お前がそれ言う。」

「え~?」

「お前がいるから来るんじゃん。」

「かなぁ…」

「んなの決まってるだろ?」

「かなぁ…」

「あの写真見た?」

「うん…」

「資料写真にあれ提供してくるって…」

「びっくりだよね。」

「誰アピールだよ。あっ、お前か。」

「…ヒョク。殴るよ。」

「おれさぁ、シウォン先生の上行ってると思うんだよ。」

「え?」

「先生もすごいけど、その上をいくな。」

「……」

「世の中上には上がいるんだなぁ…」

「なんの話だよ。」

「お前さ、すげーな。」

「なにが…」

「だって、二人とも…」

「ヒョク。本当に殴るよ」

「大丈夫かなぁ…先生。」

「あぁ~…」

「大丈夫…なわけないよな~」

「それ言う。」

「あぁ。言う。」

「はぁ…」

「でも、俺、なんか…」

「ヒョク。それ以上言ったら…」

「…楽しくなってきた。」

ペシン!!

キュヒョンは持っていた書類でヒョクの頭をはたいた。

「いてっ!」

「あぁ、俺、休暇取ろうかな…」

「ばーか。
そんなのOK出るわけないだろ?」

「だよね…」

「わかってて言うなよ。」

「うん…」

「先生に言う?」

「ううん。
別にわざわざ言うことじゃないし。」

「かな…」

「うん。」

「でもさ、キュヒョン…あれ?」
ウニョクが横を見るとキュヒョンはそこにおらず、
ラウンドの用意を始めていた。

「おいキュヒョン!待てよ!」

…そうは言っても、何にもないわけないよな…
どうせ俺、又巻き込まれるんだろうな…

そんなことを思いながらウニョクは大きなため息をついた。




「あら、どうしたの?ウニョクさん。」

「あっ師長!お疲れ様です。」

「大きなため息ついちゃって…って
まぁ、気持ちわからないでもないけれども。」

「はい。これ…またこれなんっすね。」

「言いたいことはわかるは。
毎回いろいろあるけど、今回はねぇ~特に…」

「でしょ?師長ならわかってくれますよね。俺の心配。」

「あなたも大変ねいろいろ。」

「しちょー!!師長だけですよーわかってくれるの。」
そう言ってウニョクは師長の肩にコテッと額をつけて
甘えて見せる。

「ほらほら。しっかりない。あなただけが頼りよ。」

「またまた~そんなプレッシャーかけないでよぉ~」
ウニョクは顔をくちゃくちゃにしておどけて見せた。


「あっ、そうだ。師長。おめでとうございます。」

「え?」

「ほら、なんか無事に収まるとこに収まったとか…
おじさんが言ってた。」

「あぁ~。ね…まさかこの年になってこうなるなんてね。」

「でもリョウクは一緒じゃないんでしょ?」

「あぁ、あの子はほら。例の方が…」
師長がイェソン先生のことを笑いながら揶揄した。

「すごいなぁ師長。それ認めちゃうんだから。
院長は?大丈夫なんですか?」

「自分の二の舞にならない様に好きにすればいいって言ってね…」

「ふ~ん。」

「あの人なりの思いみたいよ。ふふふ…」

「なんかいいなぁ~そっちはほっこりしちゃって。
あぁ~俺、なんか本当に気が重いっすよ。」

「大丈夫。あなたなら。
もうそろそろ打ち合わせも終わるころでしょうし
シウォン先生、戻ってくるから。よろしくね。」

「あぁ~何事もありませんように!って
祈るばかりですよ。まったく。」

「頑張って。じゃ、頼むわね。」
師長がそう言ってウニョクの背中をポン!と叩いた。


おはようございます。
おつかれさまです。

静かだった病棟がざわつき始めた。

シウォンが来たようだ。

…あぁ~やっぱり

ウニョクは病棟に現れたシウォンの顔を見て
今までかつてこれ以上ないってほど大きなため息をついた。









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えっと…

テーマは…
三角


見切り発車。

ひぇぇぇー
Σ(゜o゜C=(__;バキッ