Game -3- | ウォンキュ☆ひたすら妄想~

ウォンキュ☆ひたすら妄想~

superjuniorのシウォン(siwon)とキュヒョン(kyuhyun)のふたり
ウォンキュ(wonkyu)がベースな小説展開中。
が、いろんなカプも活躍中!!


twitter→@won_kyu7

膝に力が入らなくなってきたのは覚えていた。

「キュヒョナにはお仕置きが必要だね・・・」

そう言われ、思わずシウォンの顔を見上げると
いつもの優しい笑みでキュヒョンを見つめるシウォンと目があった。
うるんだ瞳で口を半開きのまま見つめた。

「ほら、またそんな顔・・・本当にかわいい・・・」

そう言ってシウォンはキュヒョンを抱き上げた。


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目覚めるとそこにはシウォンの顔があって
思わずびっくりして飛び起きた。

ベットサイドの時計は6時を過ぎたところだった。
「あ、っつぅ・・・」体の鈍い痛みに顔をゆがめた。
昨晩のシウォンからのお仕置きの数々の名残。
キュヒョンは昨晩の事を思い出しながら恥ずかしさのあまり
ぎゅっと枕を抱え込み顔をうずめた。

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「・・・おはよう。もう起きたの?」
「え・・・?あ・・・はい。」シウォンの顔がまともに見られない。
「んん~・・・おいで。」
シウォンがキュヒョンをそっと抱きしめた。
シウォンの肌のぬくもりが何とも心地よかった。
そのぬくもりにキュヒョンは不思議と底知れない安心感を覚えた。

「おや、けさのキュヒョナは素直でいい子だね。
昨日のお仕置きが効いたかな?」
そう言ってクスクス笑うシウォンに
「パボ・・・」といいつつそのえくぼにキスをした。
シウォンは嬉しそうに微笑みながらキュヒョンの前髪をかきあげ、
まぶたに口付けた。
キュヒョンの口から甘い吐息がこぼれた。




「先生!ダメだって言ったじゃないか!!」

バスルームからキュヒョンの声が響いた。

「もー、これどうするんですか?おれ、看護服着れないじゃないですか!!」

キュヒョンがバスルームから飛び出してきて
コーヒーを入れているシウォンに向かって胸をバンバン叩いて見せた。
キュヒョンの鎖骨あたりから胸一面、花弁が散ってるかのように
薄紅色の丸い跡が広がっていた。

「え・・・だってキュヒョナがもっとって言うから・・・」
「言ってません!」耳まで真っ赤に染まるキュヒョン。
「お仕置き・・・だったよな?」そう言っておどけて見せるシウォンに
「それにしたってこれ・・・やりすぎですよ。」

と口をアヒルのように突き出して不満を口にした。
シウォンはコーヒーを手渡しながら、
キュヒョンのご機嫌をとるかのようにその頬に触れた。

「ほんとにもう・・・」
「キュヒョナはこうされるの嫌いなの?」
そう言いながら優しく抱きしめまた胸の傷に赤い印をつけた。
「・・・ダ・・・メ・・・ダメだってば、先生!!」
キュヒョンはシウォンの胸を押し、
「ち、遅刻しちゃいますよ!俺、もう行かなくちゃ。」
そう言い、サイズがちょっと大きいシウォンのシャツをはおり、
急いで身支度を整えた。
「今度、きがえ用意しておかなくちゃな・・・」
そう言うシウォンの言葉に
「いらないですよ。もう泊りませんから・・・」と照れ笑いをしながら
軽く手を振りキュヒョンはシウォンの部屋をでた。


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キ「ヒョク、ヒョク!」
病棟についたキュヒョンはウニョクを見つけ声をかけた。
ウ「おぉ~キュヒョン、昨日、最高だったな~」
そうのんきに声をかけるウニョクの袖を引っ張り
キ「なぁ、お前、制服の襟の高いやつあるか?俺クリーニング出してて・・・」
ウ「あぁ、あったと思うけど。」
キ「貸してくれ。頼む。」
そう言って2人でロッカールームへ向かった。
ウ「はい、これ。それよりどうしたんだよ。」
キ「う、うん・・・」
キュヒョンは人が来ないうちにと言って急いで着替えを行った。
ウ「おいってば。どうしたんだ?どうした?具合でも悪いのか?」
本当に心配してくれているウニョクに隠しててもしょうがない。
キ「これ、これだよ。」そう言ってシウォンのつけた薄紅色の痕を
ウニョクに見せた。
ウ「・・・っわぁ~、これ、シウォン先生が?」
キ「・・・笑うなよ。お仕置きだって言われて・・・」
ウ「あぁ、昨日のあれの・・・これじゃあ、この制服でもギリだなぁ。」
キ「そう、わざとなんだよ・・・まったく・・・」
そう言いながらキュヒョンは自分が赤くなっているのがわかった。
ウ「お前さぁ。自分で自覚ある?」
キ「何がだよ。」身支度を整えたキュヒョンが聞き返した。
ウ「お前さぁ、今すっげー色気だぞ。」
キ「え?なんだよそれ。」
ウ「お前さぁ、それ、ヤバいって。」
キ「何言ってんだよ!バカなこと言ってんなよ。」
ウ「いやぁ~、これじゃシウォン先生もたまったもんじゃないよな・・・」
キ「だから、何言ってんだよ!なんでそこで先生っが出てくるんだよ。」
そういうキュヒョンの言葉を背中で聞きながら
首を左右に振りながらウニョクは出て行った。

先に出て行ったウニョクに追いつき、病棟へ向かっている途中、
「よ!お2人さん。」
そう言って2人の間に誰かが割入り2人の肩に手をかけた。
ウ「あぁ~びっくりした~。ヒチョル先生おはようございます!
 朝から元気ですねぇ。」
ヒ「あぁ。朝から愛あふれてるだろ?」そういって笑った。
ヒ「よ、キュヒョン調子どうだ?」
キ「相変わらず朝から元気ですね。羨ましいですよ。まったく」
ヒ「あれ?われらがキュヒョナは朝からご機嫌斜めなのか?
 どうした?シウォンと喧嘩でもしたか?」
ウ「違いますよ。昨日お仕置きされたんですよ・・・」
ヒ「お仕置き?」ヒチョルがものすごく喜んでるのがわかる。
キ「ヒョク!なんで言っちゃうんだよ!!先に行く!」
そう言ってキュヒョンは足早に去って行った。
ウ「あいつ照れちゃって・・・」
ヒ「なぁ、ウニョク。あいつ大丈夫か?あれ。」
ウ「先生もそう思うでしょ。?」
ヒ「あぁ、あれはヤバい。」
ウ「あれ、本人まったく自覚ないんでそれがいいのか悪いのか・・・」
ヒ「あんな襲ってくださいばりの色香出しまくってたら・・・」
ウ「あ。先生だめですよ。ちょっかい出しちゃ。」
ヒ「どうかなぁ。2人きりになったら自信ないなぁ。」
そう言ってヒチョルは大笑いした。

ピッチがなり呼び出しが来たヒチョウルが手を振りながら去っていく中、
ウ「ほんと、ダメですからね!」
と、一応クギを刺した所で

「何がダメなんだ?」不意に声をかけられた

ウ「あぁ~びっくりした!シウォン先生、おどかさないでくたさいよ。
あっ、昨日はありがとうございました。」
シ「楽しそうでよかったよ。」
ウ「いや、先生こそ・・・お楽しみだったようで。」
シ「・・・なんの事かな?」
と、ニヤリと笑いながらわざとシウォンが聞いた。
ウ「またまた~。先生、キュヒョナ、まずいですよ。オーラ出まくりで。」
シ「そうか?ふふふ・・・さすが俺だな・・・」
ウ「え?先生、そこ?」
シ「昨日な、ちょっと・・・キュヒョナをこうして、あぁしてな・・・」
と、昨晩のキュヒョンとのことを話し出したシウォンに
ウ「やめてくださいよ!あーあーきこえなーい!」といいつつ
耳を押えてウニョクが逃げて行った。
ウ「お前も十分オーラ出てるっての。」
シウォンは満面の笑みでその姿を見送った。