こんにちは、新大府校校長の岩下です。
今年度、私たちは高校部のシステムを大幅に変更し、その効果を実感しています。今回は、現在の状況や新旧システムの比較についてお話ししたいと思います。
高校部の現在のシステム↓
現在の塾の状況
新しいシステムにより、高校部は劇的に改善されました。具体的には、生徒たちが積極的に自習に通うようになり、1週ごとに確実に英単語を覚え、学校の予習や受験用教材に取り組む姿勢が見られるようになっています。それでもやはりやる気に依存している部分は否めませんが。
現在と前のシステムの比較
前のシステムの問題点:
- 「英単語は高2までに完成させなさい」という指示のみ
- 夏休みは自習に来るようにという呼びかけのみ
- 生徒のやる気に依存していた
- 講義授業だけで、普段の勉強内容には関与しなかった
- 保護者から「息子が塾では何もしない。ただプリント配られるだけ」と言っています。という指摘
- 生徒の頑張りが前提のシステム
- 自分で能動的に動けない生徒にとって厳しい
- 部活や遊びに忙しい高校生にとって、受験勉強が難しい
前のシステムの良かったところ:
- 星煌学院の講師による講義形式の授業が受けられた
- 早いうちから共通テスト演習ができた
- 名古屋大学でも通用する英作文添削が受けられた
私が実現したいこと
実現したかったことは、生徒の頑張りに依存しないシステムの構築です。前のシステムの良さを保ちながら、授業だけでなく生徒の普段の頑張りも管理し、一人ひとりの現状を把握したいと考えました。
今年の新しいシステムで実現できたこと
- 二次試験のための演習ができている(高2、3 個人差あり)
- 講師が授業ではなく、生徒のモチベーションやスケジュールを管理できている
- 授業中はフルで質問対応が可能
- 着実に志望校合格へ近づける進度管理ができている
- 毎週200単語の英単語テストで、忙しい部活生も英単語帳を1周終えている
- 高校部専門の文理スクールが大高校で出張授業を行い、集団授業がグレードアップ
- 高3には古文や漢文の共通テスト対策を徹底管理
- 夏休みのスケジュールを一人ずつ立て、自習に来る日まで管理
実際の生徒の声
- 「古文を管理してもらえるなんてずるい!」(高校部OB)
- 「高3の先輩から俺より英単語進んでいるじゃん!と言われた」(高校1年生英単語1周終了)
- 「俺は自分の意思が弱いから、今の厳しく管理してもらう方が合ってる」(高校2年生)
- 「文理の授業で入試の形式や解き方のポイントなど色々と知ることができてとてもよかった。先生の授業もとてもわかりやすく、楽しい。」(高校2年生)
- 「塾がないと受験勉強なんて絶対やらない。そもそも何をやれば良いのかわからない。」(高校1年生)
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問題点
- 定期テスト対策の管理が甘い→もっと厳しく、早めから学校教材を終わらせさせる
- 土日に質問会や演習会を増やす
このように、新しいシステムにより、私たちの高校部は着実に進化しています。これからも生徒一人ひとりの成長をサポートし、全力で取り組んでいきます。授業だけの高校部ではなく、志望大学合格まで責任をもって見られるようなシステムを目指します。