こんにちは。
星煌学院 の 花谷 です。
今日、5月28日は 在原業平 の命日。
平安時代の歴史書『三代実録』では
体貌閑麗 (めっちゃイケメン)
放縦不拘 (自由な生き様)
略無才学 (ちょっとおバカで)
善作倭歌 (素敵な恋を歌う人)
と評された日本史上一番のイケメンです♪
『古今和歌集』 仮名序 では
六歌仙 の一番手として評価を受けており
30首の歌が収められています。
また 『伊勢物語』 の 主人公 である
とされており、3,733人の女性と恋をした との
噂もあり。
他にも 親友の娘を妻にした (おそらく真実)
小野小町 と付き合っていた (たぶん真実)など
恋多き人物であったと言われています♪
在原業平 の 代表作は 百人一首 にも
採られているこの歌でしょう。
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川
からくれなゐに 水くゝるとは
かつての恋人(今は天皇の后)に送った歌と
いわれており、一見美しい 秋の紅葉 を詠んで
いるようで、実は 燃え上がるような恋の日々
を詠んだのではないか、との解釈もあります♪
短歌・俳句は、その歌が詠まれた背景や人物の
ことを知ることで、より面白くなっていきます。
なんとなく 百人一首 を覚えてしまった人も
少しだけ深読みしてみてはいかがでしょうか?
それではまた👋