とある「魚出身の練り物製品(カニの身っぽい形してるアレです)」のパッケージに「トレーなくしてエコロジー」的な文言が印字されていました。この文言を見て「ああ、下に敷くトレーをなくしたことでゴミが減って環境に優しい仕様になったんだな」と思うのが普通の解釈かもしれません。しかし私は…
その時ちょっぴり疲れていたかボンヤリしていたかは思い出せないのですが、「トレーなくして」の部分を「○○なくして、××~なし(話し合いなくして問題解決なし、みたいな○○がなければ××は成立しない、叶えられない…っぽい意味)」という表現だと脳が自然にキャッチしまして…「トレーなくしてエコは無し」みたいな話?ん?何だか矛盾してない?トレーないと環境に優しくないって、どゆこと?と疑問でいっぱいいっぱいになってしまったのでした。
数秒間呆けるように固まってパッケージに見入った後、「ちがう。私の思ってるのと違う。なくして、は『付けなくなりましたよ』って表現!」と思い直しハッとして、以前歴史の授業で習った「代表なくして課税なし」は何処の誰が発したんだっけか、と新たな疑問で上書きされたのでした。
件の商品はセール品になっていて、おまけに美味しそうだったのでスッと買い物カゴに入れました。このご時世は特に環境にも財布にも優しいのがいいよね、嬉しいよね、と改めて思うのでした。これで美味しかったらモアベター。
ちなみに「代表なくして課税なし」は1765年に大きく発信されたといわれています(言葉の概念自体はもっと前からあったみたいです)。2つの国が話し合う場に片方の国の代表の参加をもう片方の国の代表さんたちが拒否してほとんど受け付けぬまま「課税してよ」と命じた一方的な振る舞いに怒った「税を払う側」の方面から出て来たフレーズだそうです。それはお怒りもごもっとも。