ニギヤカシズカ、気前良くありたし。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

ひねくれヒラリー。そんなあだ名の存在を知りドキリとしました。並べて語るような話じゃありませんが、私は小さい頃、支靜加と名付けられた割には(独りっ子ゆえに)大人相手に「遊ぼう」「~しよう」と何かと相手をして欲しいとせがむことが多かったらしく、ニギヤカシズカと呼ばれていた時がありまして。「ほらニギヤカシズカ、買い物行くから一緒に来なさい」「ニギヤカシズカはマンガばっかり読んでケタケタ笑って、まったくもぅ」と笑われていという、ちょっと不本意な経緯があるからでしょうか。
ひねくれヒラリーというあだ名を付けたのは、かつて某大国のリーダーをしていた、今もその国の2度目のリーダーになるべく候補者として活動をしている赤いキャップが印象的な「あの方」です。まだ1度目のリーダーになる前の選挙活動中、同じく候補者だったヒラリー氏を揶揄して付けた…そんなエピソードが残っています。英語だとcrooked Hillary。ねじ曲がった、歪んだを意味するcrookedが和訳され「ひねくれヒラリー」という、良い意味ではありませんが覚えやすいリズム感が生まれ、拡散されてしまったような気もします。無論ご本人からしたら意地悪を言われたことになりますから何ともイヤな話でしょうが…。英語のスラング表現で、ひねくれ者は「dog-in-the-manger(桶の中の犬)」とも言うそうです。自分が使わないのに他人にそれを貸し与えるのはイヤ!という性分の人をさすと知り、出来るだけ気前よくありたいからそうならんようにしないとね…と思いつつ、はて?桶の中に犬って入れるもんだったけ?と新たな疑問が。
由来はイソップ物語にあるようです(あくまで有力説ですが)。犬が牧場にある桶の中で昼寝をしている時、ウシや馬が桶に近寄り、エサだエサだと口を付けようとしました。桶はワラや飼料の入ったウシや馬たちのためのエサ桶だったのです。するとそれが気に入らんとばかりに犬は威嚇。「アイツは桶のエサを食べないのに、わざわざ中で寝転がって俺たちがエサを食べるのを怒ったり邪魔をする」とウシや馬たちが呆れたそうな~みたいな話でした。他にもたくさん寝場所あったでしょうに犬よ…と「ひねくれ犬」に私も苦笑。