へったくれ。言いたいだけ。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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あまりご丁寧ではないし、ハシタナイ、なんて言われちゃいそうですが…語感(?)が嫌いじゃなくて使ってみたくなる言葉っていくつかあります。その中の1つ、「へったくれ」。「会議で資料にミスがあって、もう成功もへったくれもなかった」「こんなに荒廃した場所、生産もへったくれもないじゃないか」「もう夢もへったくれもあるもんか」等、例文を作ってみたのですが、なかなかのパワーがあるなぁと。使うことは少ないよろしくない言葉と分かっていても、へったくれ、と独り言のようにつぶやくとニヤッとしちゃいます。取るに足らない、つまらないことをののしりやサゲスミの感情を込めて言うときに使うんですよね。ヘチマが変形したり育ちすぎてしまった状態→「ヘチマクレ」と呼ばれて無価値になることが由来して出来た言葉らしいです。若いヘチマは食用できるし、国によっては加工されたヘチマは傷薬として扱われ、油も精製できるし、化粧水にも体洗いにも使える生活のお助けアイテムなのに、随分な扱いです。 

へったくれ。先日、ペットたちのお皿を洗って拭いて乾かして、この季節だし…とアルコール消毒スプレーをふりかけ保管。エサの時間にそのお皿にバナナを入れてキンカジューに提供、食べたら回収…また洗って…の前に、キンカジューがお皿を舐めに舐めてピカピカだと気付きます。何だかキレイになっているように見えて、サッとお皿をウェットティッシュでひと拭き。そこに冷蔵庫内に冷やしておいたオレンジをむいて乗っけて食べた時がありまして。「こりゃ衛生管理もへったくれもないね」と自分に自分でツッコんだのでした。