見えないから…。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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いわゆる「オーバーツーリズム」対策として、あるお店が店先に幕を張り巡らせ警備をつけ、「撮影場所として賑わいが過熱しすぎて通行や利用客の妨げになる事態」を鎮火させようとした…そんなニュースが最近報道されていましたね。せっかく海の向こうからやってきたのだから、美しくそびえ立つ日本一のお山をベストポジションで撮影したい!と前のめりになる気持ちは分かります。しかし、旅の恥はかきすてと言わんばかりのラフすぎる振る舞いをして、現地の方々を困惑させる観光客もいらっしゃるのもまた事実…幕はそんな事案に対処した苦肉の策のようでした。一部報道では幕を「目隠し」と表現するケースもあり、黒い幕に覆われた件の場所を映像で観て、ホントに目隠しだ、と妙に納得したのでした。その目隠しも隙を見て破られたり穴を開けられていた…なんて話もあり、問題は深刻になっているようです。     

目隠しについて連想力がふくらんでしまい、「目隠し鬼ってあったなぁ」とぼんやり思い浮かべてしまいました。鬼役の子がタオルや手ぬぐいで目隠しをして、周囲は手を叩いたり歌ったりして「自分はここにいるよ」とアピールし、目隠しされた鬼はその音を頼りに捕まえたりタッチしたりしに行く…私の経験した目隠し鬼はこんなルールだったと記憶しています。しかし、あまり「目隠し鬼やろう!」とはならなかったような。目隠ししなきゃいけないとなると、鬼は足元がヨロヨロとおぼつかなくなり、結構危険なんですよね。野外でも屋内でもうっかりビタンと転倒する鬼が多発していました。鬼ではない側の「ある程度したら捕まるような配慮(本気で逃げると終わらない…まさに終わりが見えない)」的な精神も求められ、結局ドロケイやかくれんぼなどの終わりが見えやすく鬼の交代もしやすい違う遊びがチョイスされがちだったような。